みなさま、こんにちは!
DRESSY編集部です♡
結婚式に参列する場合
受付をお願いされることもありますよね◎
新郎新婦に代わってゲストを出迎える結婚式の受付係。
中にはご祝儀の管理など、
ふたりに信頼されているからこそ、
大事な役割も担うとっても重要な立ち位置。
そんな「結婚式の顔」ともいえる受付係の
服装や立ち居振る舞い、
マナーをご紹介させていただきます。
結婚式の受付係の役目って?
両家に代わってゲストを出迎える
大事な役でもある受付係。
記帳の案内とご祝儀の受け取りが主なお仕事なんです。
自分自身がゲストとして招かれていても、
受付係をしているときにはホストの立場になるので、
マナーや、気を付けておきたいポイントはたくさん。
▼受付係の仕事内容
・ゲストへ列席のお礼を伝える
・芳名帳への記入やゲストカードの提出を依頼する
・ご祝儀を受け取る
・席次表を渡す
・お車代を渡す
・披露宴が始まるまでの案内をする
事前準備を忘れずに
受付係はほかのゲストよりも少し早めに会場について、
準備を進めておくのが一般的。
前日までに集合時間と開始時間を
必ず確認して把握しておきましょう。
迷ったり遅れたりすることのないよう、
招待状や、場所、交通面についても
あらかじめ入念にチェックしておくのことが重要◎
▼前日までに確認しておきたいポイント
・集合時間
・挙式の開始時間
・会場までのアクセス方法
・当日の天気や気温
受付係は他のゲストより早めに着いておくように
新郎新婦さまから依頼されていることがほとんど。
前日までに必ず集合時間と
挙式の開始時間を確認しておくと安心ですよ◎
会場までのアクセス方法もチェックします。
また、電車が止まることや遅延した場合も考え、
複数の経路を確かめておくのがおすすめ。
当日の朝に服装で慌てないように、
天気や気温も前もって確認しておくといいですよ!
▼受付の仕事を始める前に確認しておきたいポイント
・担当の割り振り
・テーブルに用意されているものの確認
・ゲスト名簿の確認
・会場内設備の確認
会場に着いたら、受付の仕方について
会場スタッフの方が説明をしてくださることがほとんど。
受付係は通常、新郎側、新婦側
それぞれ2人1組で行われます。
担当する者同士が初対面の場合は、
まず自己紹介をしましょう。
複数人いる場合は、ご祝儀を受け取る人や、
芳名帳を書いてもらう人など、
誰がどの役目をするかを振り分けましょう。
次に芳名帳やご祝儀袋を置く台、席次表など
受付テーブルに用意されている物を確認し、
必要なものはすべて揃っているか、確認しましょう。
それから招待しているゲストの名簿を見て、
誰にお車代を渡すのか、
ご祝儀を受け取らない相手などを、
事前に全員で確認しておきます。
また、化粧室やゲストの控室、
エレベーターやエスカレーターの場所など、
ゲストに聞かれそうな設備を
事前に合わせて確認しておくと安心です。
結婚式によって流れが変わってくるので、
準備の段階で新郎新婦とこまめに連絡を取っておくことで、
新郎新婦さまも安心して当日を迎えていただくことが出来ますよ◎
テーブルに用意されているもの
多くの場合、受付係が到着した際には
すでに受付テーブルには必要なアイテムが並べられています。
テーブルに芳名帳と筆記用具、ご祝儀を置くトレー、
ゲストに渡す席次表があることを確認しておきましょう。
お車代は、受付が始まる前に
ご両親やご親族の方が持ってくることがほとんど。
受け取る際には封筒の数や
渡す相手についてその場で確認しておくと安心。
また、出席の確認とお車代を渡す人に
きちんと渡せたかどうかをチェックするために
受付係の手元には、席次表を1部広げておきます。
会場や新郎新婦が作った出席者リストがあるなら、
そちらを使用して、抜けていたことがないように注意をしましょう。
▼受付テーブルに用意されているもの
・芳名帳
・筆記用具
・トレー
・席次表
・お車代
・ゲストのリスト
当日の基本的な流れ
①受付係の打ち合わせ
多くの場合、ゲストの受付開始は
開宴30分前からがほとんど。
ただ、早めに来場するゲストも必ずいるので、
受付係は少なくとも開宴1時間前には集合して、
確認事項や当日の流れなど打ち合わせしておきましょう。
受付係同士が初対面のことも多いので、
まずは顔を覚えて、役割分担を確認しておきましょう。
多くの場合、受付係は新郎側新婦側がそれぞれ2名ずつで、
1名がおもにご祝儀を受け取る係、
もう1名がおもにご案内・誘導をする係になります。
②式場スタッフとの打ち合わせ
多くの場合、会場側で備品を用意してくれているので、
しっかり説明を受け、必要な人に
必要なものが手渡せるように段取りを組んでお
開始前に確認しておきましょう◎
③出迎えの挨拶を
受付開始前に時間があれば、
新郎新婦さまのご親族に挨拶に行きましょう。
挨拶は、
・お祝いの言葉
・自己紹介
・受付をしっかり務めることなどひと言
をしっかりと伝えましょう。
ゲストが来たら、必ず立って一礼をして迎えます。
ゲストが、「本日はおめでとうございます」と
お祝いの言葉を述べたら、出席への感謝を伝えましょう。
ゲストが新郎新婦の親族と分かった場合には、
こちらからお祝いの言葉を伝えられると◎
④ご祝儀を受け取る
挨拶が終わると、ゲストからご祝儀が差し出されます。
両手で受け取り、お礼を伝えましょう。
このとき、おもにご祝儀係はゲスト名簿を確認し、
ご祝儀を受け取った記録をチェックなどで残していきます。
そして確認が取れた後、ご祝儀をお盆の上に納めます。
このとき、ご祝儀がお盆の上に
適度に積み重なった状態が「おめでたい」ことでもあるので、
お盆の上から目を離さないようにしつつ、
お祝い気分を演出するといいですよ!
⑤芳名帳への記帳をお願いする
芳名帳はゲスト側に向けて置き、
記入していただく箇所を
手で指し示しながら、ペンを両手で手渡します。
芳名帳への記帳は受付が渋滞しがちな場面ですが、
ゲストに対して失礼な態度にならないよう心がけましょう。
配布物を手渡し、控え室を案内する
ゲストに芳名帳への記帳をしてもらったら、
次に席次表を手渡し、控え室の方向に
手を向けてご案内をします。
⑤遠方ゲストなどに、頼まれていた「お車代」を渡す
なお、お車代や無料駐車券などを
お渡しする必要がある場合は、このときにお渡しします。
お車代を渡すように頼まれている人には、
席次表と一緒に「○○から預かっております」と言って渡します。
渡す人と渡さない人がいるので、
受け取る人が気兼ねしないようさりげなく渡すのがポイント。
⑤ゲストに席次表を渡しながら、案内を行う
席次表を渡した後は、
ゲストに開宴まで控室で待ってもらうのでその案内をします。
化粧室や喫煙場所などを聞かれることもあるので、
一通り設備を事前に確認しておきましょう。
⑥自分たちの記帳をする
受付係を頼まれたときには、
自分たちの記帳は最後に行います。
自分が持ってきたご祝儀も合わせて、
新郎側と新婦側でまとめます。
ご祝儀と芳名帳は指定された人に
最後に、受付を閉める段階の流れです。
ゲストが全員揃っていたら、
ご祝儀と芳名帳を袋に入れて、
決められた人に直接手渡しましょう。
袋は会場で用意されていることがほとんど。
ご祝儀を会場の金庫に保管する場合は、
決められた担当スタッフと金庫に出向き、
きちんと保管されたところまでを確認して、鍵を預かります。
そしてその鍵を、決められた人に手渡します。
まだ会場に到着していないゲストがいる場合は、
基本的に受付係のうち1、2人だけが残り
ほかの受付係は会場に向かいます。
いよいよ開宴となる頃に、
会場スタッフが「そろそろ入場されてはいかがでしょうか」
と声をかけてくれることが多いようです。
その場合は、ここで受付を閉め、
ご祝儀と芳名帳を専用袋にまとめて決められた人に渡します。
受付の注意点や服装のマナーは?