変化07|結婚式のスタンスが異なる
私たちの親世代の結婚式披露宴では、新郎新婦のお披露目をするのが一番の目的。おふたりを見てもらうことを最も重要視していたため、披露宴の進行そのものも決められた進行に沿って行うことが多かったそうですよ。
一方で今どき結婚式では、おふたりのお披露目というよりは、おふたりから大切なゲストのみなさまに感謝の気持ちを伝えることに重きを置く傾向があります。つまり今の結婚式ではゲストとの触れ合いを大切にしているのです。
私たちの親世代の結婚式と今どき結婚式ではそもそもこの結婚式のスタンスが異なるため、新郎新婦にかかる結婚式の準備の負担にも違いがあります。今どき結婚式では、新郎新婦揃って準備に取りかかるのが一般的ですが、昭和時代の結婚式は進行が決まっている分、新郎新婦にかかる準備の負担は今より少なかったようです。
変化08|仏滅への価値観
私たちの親世代の結婚式では、今以上にお日柄に強くこだわる人が多く、仏滅に結婚式を挙げるのは避けるべきだと考えられていました。
しかし今どき結婚式では昔ほどお日柄に強いこだわりを持つ方が少なくなったこともあり、あえて仏滅に結婚式を挙げるカップルも一定数いらっしゃいます。この場合は、各結婚式が用意する仏滅プランなどを活用することで、結婚式にかかる費用そのものを落とす目的があるようです。
結婚式の在り方は本当にさまざま
以上、本日は私たちの親世代の結婚式と今どき結婚式の違いをご紹介しました。改めて振り返ってみると、今どき結婚式の方が自由度が高く、新郎新婦らしさを存分に表現できるようになったことが伺えますよね。
親世代の方にとっては自分たちの時代の結婚式とは異なるところも多く、もしかすると最初は戸惑う場面もあるかもしれません。しかし、子どもたちから結婚式のアドバイスを求められた際は、親世代として今どき結婚式は自分たちの時代の結婚式とは異なることを念頭に置いた上で、適切なアドバイスをしてあげられると良いですね。