- 目次
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- 『君の膵臓をたべたい』(住野 よる著/双葉社)
- 『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(汐見夏衛/スターツ出版 刊)
- 『永遠と刹那の交差点に君はいた。』(津田 卓也/幻冬舎メディアコンサルティング)
- 『花束みたいな恋をした』(坂元 裕二/リトル・モア)
- 『花火みたいな恋だった』(小桜菜々/スターツ出版)
- 『白いしるし』(西加奈子/新潮文庫)
- 『ケーキ王子の名推理』(七月隆文/新潮文庫nex)
- 『ぼくは明日昨日のきみとデートする』(七月 隆文/宝島社)
- 『植物図鑑』(有川 浩/幻冬舎)
- 『わたしの幸せな結婚』(顎木 あくみ/KADOKAWA )
- 『今夜世界からこの恋が消えても』(一条岬/KADOKAWA)
- まとめ
『永遠と刹那の交差点に君はいた。』(津田 卓也/幻冬舎メディアコンサルティング)
『永遠と刹那の交差点に君はいた。』は、
津田卓也、渾身のデビュー作です!
幼い頃、実の父から虐待を受けて育ったギャングのリーダー、博昭。
父と弟を水難事故で亡くした若き劇団女優、今日子。
様々な思惑が交錯する東京・渋谷が背景となって、
ギャング同士の熾烈な抗争、
不倫に揺れる劇団、誰もが心の檻の中で葛藤します。
二人の宿命的な出会いをきっかけに動き出す、
圧倒的なスピード感で繰り広げられる恋愛群像小説となっています。
この結末は残酷な終わり方なのか、ハッピーエンドか、
ぜひ読んでみてください!
『花束みたいな恋をした』(坂元 裕二/リトル・モア)
「人生最高」の恋をした2人の、
奇跡のような5年間を描いた恋愛小説♡
2021年公開の映画『花束みたいな恋をした』のノベライズ作品です。
東京にある明大前駅で終電を逃し偶然出会い、
好きな音楽や映画が同じで、山音麦と八谷絹は、
あっという間に恋に落ちました♡
カルチャーをこよなく愛する麦と絹が互いの共通点に惹かれ合い、
恋に発展していく様は文化系の人なら
一度は憧れたことがあるシチュエーションでしょう◎
そんな2人がバイト・同棲・就活など、さまざまなことを経験しながら、
いつでも一緒にいた20代の5年間を描いています。
さまざまなポップカルチャーが引用されていたり、
若者特有の恋愛模様が描かれていたりと、
若者を中心に多くの読者を魅了した小説となっております。
現代的かつ現実的な恋愛の切なさが胸に刺さる、おすすめの1冊です。
『花火みたいな恋だった』(小桜菜々/スターツ出版)
浮気性の彼氏と別れられない夏帆、
自己肯定できず恋に依存する美波、
いつも好きな人の2番目のオンナになってしまう萌−。
夢中で恋にもがきながら、自分自身の幸せを探す全ての女子に贈る、
甘い沼のような共感必至の恋の短編集♡
『花火みたいな恋だった』