新郎新婦それぞれの両親が初めて顔を合わせる場となる両家顔合わせ食事会。初めてのことだけに、日程や会場、服装などの決め方に悩むカップルも少なくはありません。
そこで本日は、両家顔合わせ食事会に関する基本情報をお届けします。準備や当日の進行、費用相場、よくある質問への回答など、結婚を控えるカップルが知りたい情報をまとめました◎
両家顔合わせ食事会とは?
両家顔合わせとは、結婚を控えたおふたりのご家族が初めて一堂に会し、親睦を深めるための大切な場です。
最近では、かしこまった「結納」ではなく、お食事をしながらカジュアルにご挨拶を交わすスタイルが主流に。両家の関係を築く第一歩として、多くのカップルが実施しています。
両家顔合わせ食事会に向けた5つの準備

形式や流れに決まりのない両家顔合わせ食事会最近では「顔合わせのしおり」などを用いて、カジュアルに両家顔合わせ食事会を行うご家族も増えています。とは言え、両家顔合わせ食事会は、両家両親がはじめて顔を合わせる大切な場。
この機会に両家の絆を深めることで、今後の親戚付き合いがよりスムーズになるはずです。ここでは、両家顔合わせ食事会の場をより良い時間にするために、事前に準備しておきたいことをご紹介します。
1.両家顔合わせ食事会の日程を決める

まずは両家の予定を調整し、全員が集まりやすい日程を決めましょう。平日よりも土日祝日を選ぶことが多く、お日柄を気にする方もいるため、六曜が書かれたカレンダーなどを見ながら候補日をいくつか挙げるのがおすすめです。
遠方から来られるご両親がいる場合は、移動時間や宿泊の有無も考慮して、日程調整を行いましょう◎
2.食事会の会場を選定・予約

会場は両家の中間地点やアクセスの良い場所を選びましょう。落ち着いた雰囲気の個室を予約すれば、周囲の目を気にせず、気兼ねなく会話を楽しめます。
また、候補のお店は早めにピックアップし、前もって問い合わせておくと安心です。雰囲気が気になる場合は、事前にランチを兼ねて見学に行くのもおすすめです。
3.両家で当日着る服装の格を揃える

服装は、両家で「格」を揃えることが大切です。片方がカジュアルで、もう片方がフォーマルだと、どうしても気まずい雰囲気になってしまいます。
事前に「スーツとワンピースくらいのきれいめで行こう」など、ざっくりとドレスコードを話し合っておくと安心です。記念写真を撮ることも多いため、上品で、きちんとした装いをドレスコードとして設定しておくのがおすすめです。
4.手土産を購入する

両家顔合わせ食事会では、感謝の気持ちを込めて手土産を用意するご家庭も多く見られます。手土産の定番商品はお菓子や地元の特産品など。相手のご両親に喜んでもらえるようなものを選びましょう◎
ただし、手土産は必須ではないため、あらかじめ両家で手土産の有無を確認しておくことをおすすめします。また手土産を用意する場合は、必ず予算も確認しておきましょう。
5.両家顔合わせ食事会の費用分担を決める

費用の分担については、事前に新郎新婦間で話し合っておくことが大切です。新郎側が全額負担する場合もあれば、折半するケースもあります。
お互いの家の考え方に差があるとトラブルの元になるため、曖昧にせず明確に決めておくと安心です。会計時の流れも想定しておくことで、当日も落ち着いた対応ができるはずです。
両家顔合わせ食事会の基本の流れ