陶山神社(すえやまじんじゃ)
佐賀県は、陶磁器で全国的にも有名な有田焼の産地です。
そんな有田焼の陶祖(とうそ)として信仰されているのが、陶山神社です!
陶山神社を訪れると、まず目に入るのが有田焼でできた鳥居。
有田焼特有の白磁に、青い線で描かれた唐草模様がとても美しい磁器製の鳥居です。
他にも、
・狛犬(こまいぬ)
・大水甕(みずがめ)
・灯篭(とうろう)
なども有田焼で作られており、いたるところに匠の技を感じられる有田焼の作品がずらりと並んでいます!
その景観から「有田焼の野外美術館」と呼ばれるほど。
陶山神社の主祭神は、応神天皇(おうじんてんのう)。
他にも、陶祖として李参平(りさんぺい)が祀られています。
李参平は、自身が率いる陶工集団を連れて元和2年(1616年)に朝鮮からやってきました。
李参平は白磁鉱を有田町の泉山で発見し、日本で初めて磁器の焼成に成功した人物。
このことから、やきものの神様として崇められ、窯元・職人・商人に特に信仰を集めていることから、商売繁盛のご利益があるとも言われています!
陶山神社には、有田焼の
・絵馬
・お守り
・御朱印帳
があり、陶山神社ならではの授与品が用意されています!
たくさんの有田焼を見ながら、一風変わった神社を参拝してみませんか?♡
大魚神社の海中鳥居(おおうおじんじゃのかいちゅうとりい)
有明海に面した佐賀県太良町(たらちょう)に、3つの鳥居が海中に連なって建っているパワースポットがあります。
それが、大魚神社の海中鳥居。
海中鳥居は、大魚神社の向かいにあり、大魚神社は豊漁と海の安全を祈願する人々の信仰を集めています。
少し話がずれるのですが…みなさまは、太良町が「月の引力が見える町」と謳っているのをご存じですか?
といいますのも、太良町に面する有明海は、他の地域に比べ潮の満ち引きが激しいんです。
そのため、神秘的な景色と体験をすることができます!
干潮時には鳥居をくぐることも可能!
鳥居の下には石畳の小道があり、それがまた神秘さを引き立たせます。
満潮時にはその名の通り海中鳥居が見られ、満月のタイミングで行けば、満月に照らされる海中鳥居を見ることができます。
このときの海中鳥居は、言葉では表せないほどの絶景なんです♡
月の引力、つまり地球規模の「力」を感じられるパワースポットに訪れてみませんか?
千栗八幡宮(ちりくはちまんぐう)
千栗八幡宮は三養基郡みやき町にあり、724年に創祀されたといわれています。
・応神天皇(おうじんてんのう)
・神功皇后(じんぐうこうごう)
・仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)
の、3柱を主祭神としてお祀りしています。
応神天皇は「武勇の神様」とも言われており、
・開運出世
・勝負運
・武運長久
のご利益を授けてくれると信仰されています。
神功皇后は応神天皇の母親にあたる神様。
応神天皇を妊娠中に三韓討伐を成し遂げたことから、武の女神とも親しまれ、
・安産
・子育大願
・子孫繫栄
のご利益があると信仰されています。
また、千栗八幡宮には境内に続く道に146段の石段があり「栄光への石段」と呼ばれています。
平成の三四郎と呼ばれた、みやき町出身の柔道五輪金メダリスト古賀稔彦(こが としひこ)さんが、小学生時代のトレーニングで使っていたことから「栄光への石段」と名づけられました。
このことから、千栗八幡宮には必勝祈願に参拝される方も多いんです!
他にも、千栗八幡宮では3月に「お粥だめし」というお祭りが開催されます。
日本三大お粥祭りの一つで、カビの生え方で1年間の吉凶を占う不思議なお祭りです。
2005年の占いでは、福岡県西方沖地震を言い当てたと話題になったんですよ!
大きなことに挑戦したい方や、心身ともに強くありたいと思う方におすすめしたいパワースポットです!
佐賀のパワースポットについてもっと見る♡