産後のセックスは痛みが伴う!?
出産後は、授乳の開始やホルモンバランスの影響もあり、女性は心身ともに大きく変化します。出産を機に体質や食の好みが変わる方もいらっしゃいますが、このホルモンバランスの影響が大きく関係しています。
また、先述した通り産後は子宮に傷が残っていたり、会陰切開の傷や帝王切開の傷が回復するまでに時間がかかるため、産後のセックス再開で痛みを感じることがあります。この回復までの時間は人により異なりますので、産後一ヵ月はあくまでひとつの目安程度にお考えいただくと良いでしょう*
傷が完全に回復していない状態でセックスを再開してしまうと、傷口から出血することもあります。産後はじめてのセックスを行う際は、リネン製品を汚さないように気を付けてくださいね◎
傷関係なく痛みを感じることも!?
出産後は、慣れない育児に心身ともに疲弊する方が多くいらっしゃいます。特にお子さまが第一子だとその傾向が色濃く出るようです*
頻回授乳や乳幼児のお世話による寝不足、育児優先の生活で心身ともに疲れ果てている場合、傷は関係なくセックスで痛みを感じることがあります。すでに身体が限界まで達しているので、悲鳴を上げているような状態です◎
夫とのセックスはもちろん大切なことではありますが、産後すぐは、まずはご自身の体調を回復させることを最優先に!無理がない範囲でセックスも大切にしてくださいね^^
産後のセックスは母乳が出る?
おっぱいがデリケートになる授乳期!なかには普通にブラジャーを付けて街を歩いているだけでもおっぱいが擦れて、ミルクが出てしまう方もいらっしゃいます。それだけデリケートになったおっぱい*夫に触られたり、舐められることでおっぱいが出てしまわないか心配ですよね?
また、授乳期には乳幼児がおっぱいを飲むため、夫がおっぱいを触ったり、舐めたりすることに対し「不潔」だと感じてしまうような方もいらっしゃるようです*
やはり授乳期に関しては、どれだけ気を付けていてもセックスの最中にミルクが出てしまうことはあります。その度、タオルで拭いたり、夫も妻もそれを不快に思うようであれば、授乳期が終わるまではセックスを控えておいた方が要でしょう◎
子ども添い寝の場合はどうする?
出産後のセックスをするにあたり、一番のハードルになるのって実は子どもの存在。実際に、子どもの存在が気になり、妊娠・出産を機にセックスレスになってしまう夫婦は多いようです◎特に日本では、子どもと添い寝をする文化が根付いていることもあり、余計に出産後のセックスのハードルを上げているのかもしれません!
また、夫婦によっては授乳期であっても気にせずセックスを望むカップルもいます。しかし、夫婦間で問題無くても、授乳期の赤ちゃんはどうしても近くに置いて見守っておく必要があり、セックスの最中も赤ちゃんが起きたり、泣いたりしないように声を殺すように気を付ける夫婦も多いようです。
声を出さないように!赤ちゃんを起こさないように!セックスとは別のことに気を取られすぎてしまい、このような状態だとセックスそのものの満足感も低下します。子どもが気になってセックスができない場合は、子どもが一人で寝ても問題ない年齢に成長するまで待つのもひとつの方法です*
こんな時どうする?産後のセックス事情!