みなさまこんにちは!
大阪府ご当地ライターのikoです!
結婚式の招待状やマナーに関する話題でよく出てくる言葉「参列」と「列席」。
一見、似たような意味に思えるこの2つの言葉ですが、実は場面によって正しい使い分けが求められることをご存じでしょうか。
本記事では、参列と列席の言葉の違いや使い分け、また結婚式での正しいマナーについて、これから式を挙げるカップルや参列予定の方に向けてわかりやすく解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは早速ご紹介いたします!
①「参列」と「列席」の意味の違い
結婚式の場面でよく耳にする「参列」と「列席」という言葉。
どちらも「式に参加する」という意味で使われることが多いですが、実はそれぞれ微妙に異なるニュアンスを持っています。
正しく使い分けることで、より丁寧で礼儀正しい印象を与えることが可能です。
それぞれの言葉の意味の違いについて、詳しく解説します。
参列とは?
「参列」は、主に儀式や式典など、正式な行事に参加することを指します。
結婚式においては「挙式(チャペル式や神前式など)」に立ち会うことを意味します。
「友人として挙式に参列する」
など、厳粛な式典そのものに参加する行為に対して使われます。
列席とは?
一方「列席」は、集まりや会合、儀式などに出席することを意味します。
やや格式は低く、主に「披露宴」に招待されて参加することを指します。
「職場の上司が披露宴に列席する」
といったように、挙式とは別の披露宴への出席に使われるケースが多いのです。
結婚式での具体的な使い方
出典:ODAN公式サイト
結婚式の場面では、「参列」と「列席」が実際にどのように使われているのかを理解することが重要です。
特に招待状やスピーチといったフォーマルなシーンでは、言葉の使い方ひとつで印象が変わってしまうこともあります。
招待状や挨拶文などでの具体的な用例を通じて、適切な言葉選びについて詳しく見ていきます。
招待状での表現
新郎新婦やその親御さんが送る招待状の文面でも、この使い分けは大切です。
たとえば、以下のように使い分けられます。
「心ばかりの宴席を設けましたので ご列席いただければ幸いに存じます」(披露宴への案内)
文例では、それぞれの言葉の意味に沿った使い方がされています。
スピーチや挨拶での使用例
結婚式のスピーチでの使い方にも注意が必要です。
「披露宴にご列席いただき、誠に光栄でございます」
といったように、正しい表現を意識することで丁寧で失礼のない印象になります。
次は、間違いやすいシーンと注意点