婚約者・新郎新婦にとっての使い分けのポイント
出典:ODAN公式サイト
「参列」と「列席」の使い分けは、ゲストだけでなく式を主催する側である新郎新婦や婚約者にとっても大切なポイントです。
特に、結婚式の準備や当日の進行や挨拶、書面などでは正確な言葉遣いが式の格を左右することもあります。
主催者側が注意すべき、具体的な場面をご紹介します。
司会進行表や案内資料にも注意を
挙式・披露宴の進行表や当日の式次第には、「参列者」「列席者」といった用語が使われます。
ここでの使い分けが曖昧だと、司会者が誤ってアナウンスしてしまったり、印象に違和感を与える原因になります。
たとえば、挙式の案内には「ご参列の皆さまへ」、披露宴の案内には「ご列席の皆さまへ」と明確に書き分けることで、資料全体が洗練され、格式のある印象を与えることができます。
式の進行表を作成する際には、担当者や司会者とも確認を重ねておくと安心です。
お礼状にも反映しよう
結婚式後に送るお礼状でも、「ご参列・ご列席」など正しい表現を使うことで、丁寧な印象を与えることができます。
お礼状にも反映しよう
結婚式後に送るお礼状やメールなどでも、言葉の使い分けは相手への敬意を示す大切なポイントです。
挙式に来てくださった方には「ご参列」、披露宴に出席いただいた方には「ご列席」と丁寧に言い分けることで、相手への感謝の気持ちがより的確に伝わります。
たとえば、以下のような表現が適切です。
「披露宴にご列席いただき、温かいお言葉を賜りましたこと、心より御礼申し上げます」
こうした細やかな表現が、新郎新婦の礼儀正しさや感謝の気持ちを伝える手段になります。
最後は、よくある質問とまとめ!