「神前式」を行う場所は?
神前式は神社の中にある神殿がほとんどですが、
ホテルや結婚式場に併設された館内神殿でも執り行われます。
専門式場やホテルでは館内に神殿を設けているところが多く、
それらの場所では神主が会場に出向いて式を行ってくれます。
神前式は親族しか列席できないものと思われがちですが、
収容人数に問題がなければ友人や知人の列席ができる会場もあります。
ホテルや結婚式場にある神殿は、ほぼ結婚式のために
作られているといっても過言ではないため、
ゲストの利便性や設備の充実度などを考えると、
神社よりも結婚式場やホテルなどの神殿のほうが便利とも言えます◎
ただ、ホテルや専門式場の神殿ではスペースが限られている場合があるので、
多くの人に列席してもらいたい場合は、
事前に挙式に列席できる人数を聞いておくのがおすすめです。
「神前式」の費用は?
挙式費用の全体平均が30~35万円であるのに対し、
神前式は25~30万円ほどが相場です。
神前式は、衣装や着付け、参進の儀などの演出、カメラマンなど、
会場代以外の部分で費用は大きく変わりますが、
教会式などに比べて費用が抑えやすいといえるでしょう。
ホテル内神殿などは、チャペル式と同様「挙式料」として
加算されるケースが多いようです。
衣装代だけで見ると、ウエディングドレスより和装のほうが
レンタル料・着付け料ともに高いことが多いため、
挙式料には何が含まれているのか、
トータルでいくらになるのかをしっかり確認しておきましょう。
ホテルや専門式場内の神殿では、移動や準備に手間が掛からないことから、
比較的リーズナブルに式を挙げられることが多いです。
反対に一般の参拝客もいる神社の神殿では、
一定時間貸し切りにすることから、その分、会場内の神殿よりも
費用がかかる場合があります。
「神前式」当日の基本的な流れと内容