指輪の交換
新郎新婦による結婚指輪の交換をします。
1955年ごろから神前式にもこの儀式が取り入れられるようになり、
今では一般的な儀式となりました。
親族杯の儀(しんぞくはいのぎ)
親・親族が順番でお神酒を飲み、
起立して三口で飲み干すのが決まりです。
斎主あいさつ(さいしゅあいさつ)
斎主が、結婚の儀式が無事終えられたことを神様に報告します。
退場
斎主・新郎新婦・媒酌人(仲人)・親・親族の順で
参列者全員が神殿から退場します。
「神前式」で着用する衣裳
神前式で新婦が着る衣裳には、白無垢(しろむく)、
色打掛(いろうちかけ)、振袖(ふりそで)、新和装(しんわそう)の
4つが挙げられます。
この中で特に人気が高いのは、
「白無垢(しろむく)」と「色打掛(いろうちかけ)」です。
「白無垢」は最も格式の高い正礼装で、純白の「白無垢」は、
花嫁の清らかな雰囲気をより引き立ててくれるので、
厳かな神前式にはぴったりです♡
「白無垢」とひとことで言っても、唐織や刺しゅう柄など
実はさまざまなタイプがあります。
なお伝統的な綿帽子を合わせられるのは白無垢だけです。
「色打掛」とは小袖の上からもう一枚同形の衣をかけたスタイルで、
色・柄のバリエーションが豊富で、
和装の中でもっとも華やかな婚礼衣装となります。
新郎は、黒の羽織に黒のしま柄、もしくは茶色の袴を合わせた、
紋付き羽織袴(もんつきはおりはかま)が正装です。
羽二重(はぶたえ)という織り方で織られた黒の羽織、
黒羽二重(くろはぶたえ)が最も格式が高いとされています。
黒以外は色紋付きと呼ばれ、新婦の和装の色合いに合わせて、
白や青、グレーなど色無地の羽織や袴を合わせることもあります。
まとめ
今回は、「神前式」の魅力や、費用相場や、当日の基本的な流れまで、
詳しくご紹介してきました。
これから、「神前式」を挙げようと考えている新郎新婦は、
参考にしてみてくださいね♡