掛川市の安産祈願|“神子抱き神事”が行われる「三熊野神社」
子授けのお祭り「神子抱き神事」を行っている「三熊野神社」。
毎年春に行われるこの祭事では「おねんねこさま」という人形を抱くと子宝に恵まれるという風習があります。
由来は、今から1,300年ほど昔、文武天皇の皇后が紀州熊野三社に「無事に子が生まれますように」と願いをかけ、元気な皇子が誕生した出来事になります。
このことから「子授け」「安産」の守り神として各地から参拝者が訪れるようになりました。
古くから安産祈願がされていた神社であれば、安心してご祈祷いただくことができますね!
菊川市の安産祈願|「底無し袋」で安産祈願「西福寺」
赤ちゃんを抱いた「子安観音」という仏様が安置されている「西福寺」。
安産・子育ての寺として、古くから安産祈願に訪れる方が絶えないようです。
西福寺の安産祈願は、少し変わっており、「底無し袋」と呼ばれる布袋を奉納すると無事安産で出産できると言われています。
「底無し袋」は西福寺手製のものも用意されていますが、自宅で底の無い布製の袋を作り、持参してもよいそうです。
由来は定かではないようですが、底がない袋のようにするんと産まれるイメージがしますよね◎
磐田市の安産祈願|地元民に見付天神とも呼ばれる「矢奈比賣神社」
地元では見付天神と呼ばれている「矢奈比賣神社」。
主祭神である「矢奈比賣命」は、古来より祀られてきた1300年以上の歴史がある女性の神様です。
御神徳は、五穀豊穣・安産・子宝・子育て・縁結び等になります。
ちなみに、矢奈比賣神社境内社には、霊犬神社があります。
祀られている「霊犬 悉平太郎」は、「霊犬しっぺい太郎伝説」として知られています。
見付の町を苦しめた妖怪を退治した功績により、犬でありながら神様として祀られた全国的にも珍しい神社です。
御神徳は、悪い怪物を退治したことから、厄除け・災難除け・勝負に勝つ等になります。
悉平太郎の強さも受けて、強い気持ちで出産に挑むことができそうですよね!
子供を産んだ女性が仏様「龍宮山 岩水寺」