そもそも安定期とは?
安定期とは、母胎の不安定な体調やつわりなどの不調が徐々に落ち着いてくる時期のことを言います。そもそも安定期という言葉は医学用語ではなく、その時期についても明確な定めはありません。
しかし、一般的には初期流産のリスクがガクンと下がる妊娠4~5ヶ月目以降のことを【安定期】と呼んでいます。
安定期は12週目と16週目、どっちが正解?
では、具体的に安定期は12週目(4ヶ月)と16週目(5ヶ月)だと、どちらが本当の安定期なのでしょうか?疑問に思う方もいらっしゃることと思います。しかし、こちらに関しては先述した通り、そもそも安定期という言葉自体が正式な医学用語ではありません。
流産の約85%は妊娠12週目までの妊娠初期に起こります。そのため、妊娠12週目を迎えると徐々に体調が安定し、16週目を迎える頃にはさらに流産リスクが低減します。但し、母胎の不安定な体調やつわりなどの不調が落ち着く時期には個人差があります。そのため、「正しい安定期はこの時期」といった明確な答えはありません◎
安定期に起こる変化