安定期の過ごし方
母胎の体調が落ち着き、胎児の流産リスクが大幅に低減される安定期。安定期をより快適に、健康的に過ごすためのポイントをご紹介します◎
01:適度な運動
安定期に入ると、軽度のウォーキングやマタニティスイミング、マタニティヨガなど、適度な運動を習慣化するのがおすすめ。身体を動かす習慣を作ることで体重の増加を防ぎ、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群の予防にも繋がります。
フルマラソンを走った時と同じくらいの体力を消耗すると言われている出産。だからこそ、安定期に入ったら適度な運動を通し、出産に向けての体力作りも行いましょう◎
02:栄養バランスが整った食事
安定期に入るとつわりが落ち着き、徐々に食欲も回復してきます。また胎盤が完成する妊娠5ヶ月くらいになると、胎児はママから栄養をもらい成長します。そのため、ママは自分と生まれてくる子どものためにも、栄養バランスが整った食事を取ることが大切に!
糖分や塩分の取り過ぎは控え、主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の5グループの料理や食品を組み合わせ食事を心がけてくださいね。栄養バランスの整った食事は、ママの身体だけでなく精神面も安定させます◎
03:友人・知人への報告
先述した通り、安定期に入ると流産リスクがガクンと下がるので、この時期に友人や知人に妊娠の報告をするママが多いようです◎また、仕事をしている人であれば、会社関係者に妊娠の報告をし、今後の働き方についても決めていきます。
但し、妊娠報告を受ける人の中には妊活中の人や不妊で悩んでいる人が絶対にいないとは言い切れません◎友人・知人や会社関係者に報告する際は、マタニティハイにならず、配慮を持った報告を心がけましょう!
04:マタニティライフを満喫
安定期に入ると、ママ自身にもマタニティライフを楽しむだけの余裕が出てきます。出産までもまだ時間があるため、このタイミングで思いっきりマタニティライフを満喫しちゃいましょう!
●マタニティフォトにチャレンジ
●パパママ教室に通う
●お友達とカフェでお茶をする
このほかにも、この機会に新しい趣味をはじめるママや資格取得にチャレンジするママもいらっしゃるようです。実際に筆者の周りでも、安定期に新しい趣味として刺繍をはじめた友人がいました!最初は趣味程度にはじめたようですが、今となっては子ども服にかわいい刺繍を入れて、オリジナルアイテムを作るなど、楽しんでいます◎
また、別の友人は安定期にプログラミングを勉強し、出産後はフルリモート可能なIT系の会社に転職を叶えました。一般的に乳幼児を抱えての転職は難しいと言われている中でも、しっかりと知識と技術を身につけたことで転職に成功し、さらに子どもとの時間も今まで以上にたっぷりと確保できるようになったそうですよ♡
05:出産準備
安定期に入ると、本格的にお腹が大きくなってくる前に、出産の準備をスタートしましょう!どこで出産するかはもちろんですが、出産時は里帰りをする?しない?など、ご主人や両家両親ともしっかりと話し合ってくださいね◎
また、加入している保険の契約内容なども見直しておくと、今後妊娠期間中に何かトラブルが発生した際にもスムーズに保険の請求手続きが行えるはずです。
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