生後100日目:お食い初め(おくいぞめ)
生後100日前後にする「お食い初め」とは、赤ちゃんの成長を祝うとともに、一生食べるものに困らないようにとの願いを込めたお祝い行事です♡
お食い初めも平安時代から行われているという伝統的なお祝い*
100日祝い、ももか祝いともいいます!
生後100日前後の赤ちゃんはまだ大人と同じものを食べられないため、お食い初めでは祝膳を用意し、赤ちゃんに食べさせる真似をする儀式*
祝膳の定番のメニューは鯛の尾頭付き魚・赤飯・お吸い物・煮物・香の物・紅白の餅など縁起を担ぐメニューが一般的です!
※祝膳の内容や食べさせ方は地方によって異なります。
お料理に加え、丈夫な歯が生え、石のように固いものでも食べられるようにと神社の境内から授かる「歯固め石」を添えることも!
※赤ちゃんの口に触れるものなので、衛生面に注意して行いましょう。
祝膳は脚付きのもので、食器は男の子は内側も外側も朱塗りのもの、女の子は内側が朱色で外側が黒色のものを使用するのが習わしだそう*
しかし、育児に加えて準備するのが大変!というママパパは儀式後も普段遣いできる便利なものを通販サイトなどで購入することもできますよ♡
お祝い膳は出前やお店のコースにもあるので出前や外食にするのも◎
今も昔も変わらず、健やかに成長ほしいという両親の願いや愛情が伝わってくるような風習ですよね♡
生後6か月目:ハーフバースデー
赤ちゃんが生まれて最初の誕生日まで半分(ハーフ)にあたる6ヶ月に日々の成長を記念してお祝いする、近年広まっているお祝い行事♡
お七夜やお宮参りのように日本の伝統的なお祝い行事ではなく、海外から持ち込まれたお祝いです。
そのため特に「何をして祝う」という形式はありません*
一般的なお誕生日祝いと同じで自由度の高いお祝い行事です♡
お家で部屋を飾り付けて記念写真を撮ったり、スタジオで写真を撮ったり、離乳食のお食事プレートや離乳食ケーキを作ってお祝いします♪
ハーフバースデーの頃になると、ママも赤ちゃんとの生活に慣れ、産後の体調不良も落ち着いてきます*
これまでの妊娠中から生後6ヶ月間の成長を振り返り、ひとつの節目として素敵な記念日にしてくださいね♡
生後1年目:初誕生(はつたんじょう)
赤ちゃんが初めて誕生日を迎える1歳の誕生日は「初誕生日」といい、特別にお祝いします♡
ママもパパも親になって1年を迎える節目です♪
赤ちゃん用のケーキやお祝いプレートなどを用意するのがおすすめ*
また、「一升餅」(約2kg)を用意するのですが、地方によってその一升餅を赤ちゃんに背負わせる、踏ませる、わざと転ばせたりするなど地域によってさまざまな祝い方があるそう!
一生食べ物に困らないように、円満に生きられるように、地に足をついていられるようにとなど、赤ちゃんへのさまざまな願いが込められてます♡
赤ちゃんの適性や将来を占う「選び取り」もよく行われます*
赤ちゃんの前にさまざまな道具を置き、最初にどれを手に取るか、1番長い間触っていたものはなにか、なにに興味を示すかで将来就くであろう職業や人となりを当てるというものです!
初めての誕生日は盛大にお祝いしてみてはいかがでしょうか♡?
初節句(はつぜっく)
女の子と男の子で違うお祝い行事!
女の子であれば生まれて初めて迎える桃の節句(3月3日)、男の子であれば生まれて初めて迎える端午の節句(5月5日)を「初節句」といわれています!
女の子には雛人形、男の子には鯉のぼりや鎧兜、五月人形などが飾ります♡
桃の節句では無病息災と美しく成長することを願い、端午の節句では無病息災のほか、出世の願いも込められているそう♪
また、初節句ではお祝い膳も用意します!
桃の節句はちらし寿司やひし餅、ひなあられなどで、端午の節句では、柏餅やちまき、うなぎ料理、ブリ料理などが定番となっています!
初節句を迎えるときに生後1〜2ヶ月に満たないという赤ちゃんは、翌年にお祝いをするご家庭も◎
赤ちゃんやママの産後の体調や他のお祝い行事もあるため、無理せず余裕を持ってお祝いしましょう!
まとめ
今回は赤ちゃんの成長をお祝いするイベントを6つご紹介しました。
1歳までにこんなにたくさんお祝いイベントがあることをご存知でしたか?
赤ちゃんの行事は昔からの伝統行事も多いため、地域や家ごとに伝わる風習を確認しておくのがおすすめです!
またご両親だけでなく祖父母も招いて行うことが多いためトラブルを避けるためにも、両家の祖父母には事前に相談しておくのが◎
成長を祝う貴重な行事ではありますが、絶対にすべてのお祝いをしなければいけないというわけではないので、ご家族の心身の健康を最優先にし、楽しくお祝いをしてあげてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました♡