花嫁さまのウェディングヘアをより華やかに、ロマンティックに仕上げてくれるティアラ。花嫁さまの中には、結婚式でティアラを身に着けることに憧れを持つ方も少なくはないはずです。
実は、花嫁さま人気が高いティアラには素敵な由来があることをご存知ですか?本日は、ティアラの歴史や結婚式におけるティアラの由来をはじめ、ティアラのデザインやモチーフに込められた意味などを詳しくご紹介します。この記事を読めば、ティアラ選びがスムーズに進むはずです。
ティアラの歴史
キリスト教式の挙式を中心に、結婚式で花嫁さまが身に着けるティアラ。諸説ありますが、かつては死者への敬意を表す意味で使われていました。ですが、それがギリシャへと伝わったことで美しく宝飾されたアイテムへと姿を変えます。
後に、フランスの皇帝ナポレオンが宮廷内に住む女性にティアラを身に着けることを命じるなど、豪華な宝石を贅沢に使用したティアラはいつしか富と地位の象徴に。長い歴史の中で女子憧れの宝飾品の地位を確立します。
日本にティアラが登場したのは明治
非常に長い歴史を持つティアラですが、日本にティアラが登場したのは明治に入ってからになります。日本国内における歴史は、世界と比べると短いことが分かりますよね。
実は、明治時代に作られたティアラは「第一ティアラ」として、今でも皇后に受け継がれています。そして大正時代に作られた菊の花のティアラは「第二ティアラ」として、こちらも現代に受け継がれています。
結婚式におけるティアラの由来