みなさまこんにちは!
東京都の当地ライターのAKOREAです!
本日は【東京 方言リスト】東京に方言?東京の方言について標準語との違いを踏まえて徹底徹底解説したいと思います♡
東京に方言?と疑問に思う方も多いと思いますが、東京弁は東京で話す方言ということは知っていましたか?
東北弁や関西弁などは馴染みがあるので方言と聞くとその2つのイメージが強いですが、今回はそんな東京弁の種類から標準語の違い、アクセントのポイントなどをまとめてみました♡
それでは早速一緒に見ていきましょう。
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東京弁の歴史とは?
江戸時代に、徳川家康が江戸城に入城した後、江戸で生まれた言葉が江戸言葉の原型とされています。江戸はその後、世界有数の巨大都市となり、多くの人々が集まってきました。
当時の江戸では、日本の中心とされる上方言葉や三河方言が用いられていましたが、その後武士や町人などの階層の違いから、さまざまな言葉が生まれとか。
武家が使用していた言葉は山の手言葉と呼ばれ、町人が使う言葉は江戸言葉と呼ばれていたそうです。
東京弁とは?標準語との違いを解説
東京弁とは、東京地域で使われる方言のことで、大きく「山の手弁」と「江戸弁」に分かれます。
「山の手弁」は比較的新しい言葉で、明治維新後に作られた言葉であり、現在の標準語の基礎となっていますが、そのまま標準語とは限りません。「江戸弁」は江戸時代から伝わる古い言葉であり、現在でも一部の地域で使われているのが特徴です。
江戸言葉の特徴とは?
江戸言葉の特徴の一つは、語尾に同じ音を使わないことです。
例えば、「武士が武士に、商人が商人に」など、同じ語尾を使うと悪いイメージを持たれるため、避けられていました。
また、「ひ」と「し」が反対になるなまりや、「じゅ」が「じ」になる場合もあります。例えば、新宿が「しんじく」、武術が「ぶじつ」といったようにです。
また、アイやアエ、オイの母音がエーに、ウイがイーになる場合もあります。
例えば、お前が「オメー」に、買い物が「ケーモノ」に変わるなど、その独特な発音が特徴的です。
山手言葉の特徴とは?
山の手言葉は江戸言葉とは異なり、明治以降に上級武士層で用いられた言葉を基に作られた方言です。
敬語表現が非常に発達しており、ガ行に鼻濁音が存在するのが特徴的です。江戸言葉ほどではないものの、「ひ」と「し」が入れ替わることもあります。
代表的なフレーズとしては、「ごきげんよう」、「ざます」、「あそばす」といった、丁寧でやや気取った印象の言葉があります。
東京の方言の中でも、標準語と誤解されがちな言葉には、「なんだこれは」と「なんじゃこりゃ」、「そういうことか」と「そうゆうことか」、「もったいない」を「もっといい」と聞き取る人がいるからと言われています。
東京の方言って何種類あるの?
東京弁は先ほど解説したように「江戸弁」と「山の手弁」に大きく分けられますが、さらに「多摩弁」「八丈方言」「小笠原方言」「北部伊豆諸島方言」などもあります。
「江戸弁」には中流階級で使われてきた方言が含まれ、一方で「山の手弁」は標準語に近い言葉遣いをしています。
一部の人々からは、「東京弁はキツいイメージがある」「東京弁は気持ち悪い」と感じる人もいますが、これは「~ざます」など、上流階級風の言葉遣いが含まれるためかもしれません。
しかし、そのような言葉を除けば、東京弁は標準語に近く、自然な言葉遣いとして聞こえることが多いようです。
実は東京弁にはアクセントが合った?