東京弁のアクセントのポイントとは?
東京弁は、江戸弁と山の手弁の2つに分けられますが、その特徴は異なります。
江戸弁は、発音やアクセント、イントネーションに独特のクセがあり、特にべらんめえ口調が有名です。
江戸っ子は「ヒ」を「シ」と発音する傾向があるため、例えば「ひとり」と言えず「しとり」となることがあります。
また、語尾が「エー」になるのも江戸弁の特徴で、「早い」は「はええ」、「やりたい」は「やりてえ」、「眠たい」は「眠てえ」というように語尾を伸ばす発音が一般的。
一方、山の手弁は、テレビでアナウンサーが喋っている言葉や語尾、アクセント、イントネーションに近いとされていて、クセの少ない方言とされます。
現在、標準語や共通語と呼ばれるものは、山の手弁に近い東京弁であり、日本語学習者にとっても比較的習得しやすいと言われているそうです。
東京の面白い方言をご紹介♡
東京って方言あるの?と驚く方も多いと思うので、今回はそんな面白い東京弁をご紹介♡
あたぼー:当たり前
あてずっぽう:いい加減
あんまり:あまり
いかさま:インチキ
おっかない:怖い・恐ろしい
おてんとうさま:太陽
かたじけない:恐れ多い
かたす:片づける
ごつい:堅い・ごつごつしている
こないだ:このあいだ
しゃしゃる:出しゃばる
しょっぱい:塩辛い
しょっぱな:最初
せがむ:ねだる
せけんさま:世間の方々
ぞんざい:雑であること
大事ない:問題ない
でかい:大きい
てやんでぇ:何を言っているんだ
どんどん焼き:水に溶いた小麦粉を鉄板で焼いたもの
まだまだ東京弁にはたくさんの面白い方言がありますが、知っているものはありましたか?
標準語だと思っていて話していた言葉が実は方言だったなんでびっくりですよね。
次は特徴的な語尾の東京の方言をご紹介♡