普段は着ることがない「タキシード」。花嫁さまとの結婚式にふさわしいオトナの洋服で、フォーマルに使われる衣装です。着こなし方のマナーもあるため、何も知らなれば結婚式の雰囲気が悪くなるでしょう。
新郎さまが仕事で着るスーツに似ているため、「どこが違うんだろう」と感じている人もいるかも?
この記事では、カッコいい新郎さまになれる「タキシード」と「スーツ」の違いを紹介します。タキシードに使える小物も紹介するので、レンタルや購入するときの参考にしてくださいね。
新郎さまが着るタキシードとスーツの違い?
結婚式で新郎さまが着るのが「タキシード」です。はじめて見た人は「スーツと一緒じゃん」と感じるかもしれません?
スーツとタキシードでは、わずかな違いがあります。ここでは、オトナの男なら知っておきたい「タキシード」と「スーツ」における5つの違いを紹介します。
結婚式を控えている新郎さまは、花嫁さまを恥ずかしい思いにさせないように学んでくださいね♪
▽スタイリッシュなデザインのタキシードはYUMIKATSURA
その1:フォーマルとインフォーマル
スーツとタキシードには「フォーマル」と「インフォーマル」といった違いがあります。スーツとは、洋服のランクが高い正礼服の「モーニングコート」の裾を短くしたものです。
正礼装をカジュアルにしたもので、インフォーマル(カジュアル)な衣装です。ただし、シングル(止めるボタンが1つ)で黒いパンツとジャケットと白いシャツを選べば、フォーマルなスーツになるでしょう。
タキシードは、スーツよりもランクが高い「準礼装(フォーマル)」です。そして、タキシードを着る時間帯も決められていて、夕方~夜に着用するアイテムになります。
着こなし方にルールがあって、タキシードには蝶ネクタイを合わせるのが一般的です。仕事で使うネクタイ(レギュラータイ)を使うことは少ないので、気を付けてくださいね。
簡単にいえば「スーツよりもタキシードは、格式が高い」と言えるでしょう。
その2:使っている生地
スーツとタキシードでは、使われている生地が違うのです。パンツとジャケットについては、タキシードクロスと呼ばれる同じ素材で作られています。
「スーツとタキシードの素材は同じじゃないか」と考えるかもしれません。ジャケットの襟には、肌ざわりの良い「シルク(拝衿)」が使われています。
タキシードを着るときにお腹へつける帯「カマーバンド」も、シルク製です。
タキシードとスーツの違いをチェック