注意点も!結婚式を2回挙げるデメリット
出典:ODAN公式サイト
結婚式を2回挙げるという選択には、多くのメリットがある一方で当然ながらいくつかの注意点も存在します。
「自由度が高い」「自分たちらしくできる」という魅力に惹かれて計画を進めても、予算やスケジュールの面で想定外の負担が生じることも。
2回挙式を選ぶ際にあらかじめ把握しておきたい代表的なデメリットと、その対処法を詳しく解説します。
費用が2倍以上かかる場合もある
最も大きな懸念のひとつが、金銭的な負担です。
結婚式には式場使用料や衣装、料理、演出、装花、引き出物など多くの項目が含まれます。
2回挙式を行う場合、これらの費用がまるごと2倍になる可能性もあります。
例え一方を小規模に抑えたとしても、最低限のコスト(会場費や衣装、装飾、食事など)は必ず発生します。
また、ヘアメイクや撮影スタッフ、司会者などの人件費も内容次第では追加で必要になるケースが多いです。
対策として、以下のような工夫が有効です。
・衣装や小物をレンタルではなく再利用する
・会場装飾をミニマルにし、演出を控えめに
・招待人数や会場グレードを調整し、優先度に応じた配分をする
2回挙式だからといって、すべてを豪華にする必要はありません。
全体予算を決め「どちらに何を重視するか」をパートナーとよく話し合っておきましょう。
準備の手間と精神的負担が大きい
単純に式を2回挙げるということは、そのぶん準備も2倍以上に膨らむということです。
会場の選定、プランナーとの打ち合わせ、ドレス選び、ゲストリストの管理、演出内容の確認など。
特にそれぞれの挙式で趣旨が異なる場合、準備の進め方も大きく変わり、思った以上に手間と時間を要します。
また「1回目の準備が終わったと思ったら、すぐに2回目の打ち合わせが始まる」というように、精神的にも休まる暇がないと感じるカップルも少なくありません。
日程調整やゲストへの連絡が2回分発生することにより、仕事や家庭との両立が難しくなる可能性も。
この負担を軽減するためには以下の方法が有効的です。
・プロのプランナーや両家の協力を積極的に仰ぐ
・2回の式で準備項目を「共通」と「別個」に分類し、効率的にスケジューリングする
特にフル規模での2回挙式を検討している場合は、早い段階で全体像を整理しておくことが肝心です。
次はゲストへの配慮について!