返信メッセージを書くときの注意点
出典:ODAN公式サイト
返信メッセージは短くても構いませんが、結婚式という特別な場面にふさわしい配慮が必要です。
親しい相手であっても、礼儀を意識した言葉遣いや形式に気をつけることで、相手に不快感を与えず、温かい印象を残すことができます。
ここでは、返信文を書く際に気をつけたいポイントをいくつか紹介します。
ネガティブな表現は避ける
欠席理由を詳細に書いたり、「行けなくてごめん」「忙しくて…」などのネガティブな言葉は控えましょう。
特に、体調不良や家庭の事情など、説明がセンシティブな内容になりがちな場合は、「やむを得ず欠席させていただきます」といった表現にとどめるとスマートです。
「本当は出席したかった」という前向きな気持ちを示す一文があるだけで、印象が大きく変わります。
略語や顔文字は使わない
LINEやSNSのような気軽な感覚で、「おめでと!」「楽しみ♡」などのカジュアルな表現を使ってしまうと、丁寧さを欠いた印象になります。
特に返信はがきはフォーマルな文書ですので、略語、顔文字、絵文字などは避けましょう。
気持ちを伝えつつ、相手との関係性に応じた適度な距離感を意識することが大切です。
句読点や文字の丁寧さにも気を配る
文章の内容だけでなく、見た目の整い方や筆跡も相手への印象を左右します。
句読点の位置が不自然だったり、文字が雑だったりすると、せっかくのメッセージが台無しになってしまうことも。
筆ペンや黒インクのボールペンを使用し、ゆっくり丁寧に書くよう心がけましょう。
縦書きの場合の改行や文末の整え方も、見た目の美しさを意識することが大切です。
シーン別・相手別の返信メッセージ例まとめ
出典:ODAN公式サイト
結婚式の返信メッセージは、送り手との関係性やその場の空気感に応じて表現を変えるのがマナーです。
親しい友人にはカジュアルすぎない温かい言葉を、職場関係者には格式を意識した文面を、そして親族には気持ちを丁寧に伝える一言を。
実際によくあるケースごとに参考になるメッセージ例をご紹介します。
親しい友人へ
友人への返信メッセージでは、かしこまりすぎず、祝福と再会の喜びを伝える言葉選びがポイントです。
砕けすぎると軽く見える可能性があるため、丁寧な言葉遣いの中にも親しみを込めましょう。
招待状をもらってとても嬉しかったです。
おふたりの大切な日に立ち会えること、今から楽しみにしています!
会社の上司・同僚へ
職場関係者へのメッセージには、敬語を用いた丁寧な言い回しと、感謝の気持ちを込めることが大切です。
特に上司や先輩に対しては、ビジネスマナーとしての文章の整え方にも注意しましょう。
ご多忙のなかご招待いただき、大変光栄に存じます。
おふたりの新たな門出が素晴らしいものとなりますよう、心よりお祝い申し上げます。
親族へ
親族への返信では、形式ばりすぎず、家族としての温かさとお祝いの気持ちをしっかりと伝えるのがポイントです。
年上の親族の場合は、少しフォーマル寄りにすると好印象です。
ご招待いただきとても嬉しく思います。
当日、おふたりの晴れ姿を拝見できることを楽しみにしております。
幼なじみ・学生時代の友人へ
旧友からの招待状には、懐かしさと祝福を織り交ぜた言葉が響きます。
昔の思い出をほんの一言添えると、より心のこもった返信になります。
学生時代からの仲間として、おふたりの門出を心から祝福します。
当日は久しぶりに会えるのも楽しみにしています!
どの関係性でも共通して大切なのは、「お祝いの気持ちを丁寧に表すこと」と「相手にとって心地よい言葉遣いを意識すること」です。
形式だけで終わらせず、ひと言添えるだけで、心が伝わる返信になります。
最後は、よくある質問とまとめ!