披露宴であれば途中退席は可能だがタイミングが重要
結婚式の途中退席において、披露宴は挙式に比べてやや柔軟な対応が可能です。
とはいえ、好きなタイミングで退席してよいというわけではありません。
退席のタイミングを間違えると、周囲の雰囲気を壊したり、新郎新婦に不快な思いをさせてしまったりすることもあるため、注意が必要です。
途中退席NGなタイミング
披露宴中でも、退席を避けるべきタイミングはいくつかあります。
たとえば、新郎新婦の入場や退場、お色直しのシーンは、注目が集まる重要な演出の一つ。
そうした場面でゲストが席を立つと、視線が分散してしまい、式の進行に支障をきたすことがあります。
また、スピーチや余興の時間帯も、音が静かになっているため、退席が目立ちやすいタイミングです。
同様に、両親への感謝の手紙や花束贈呈といったクライマックスのシーンでの退席も避けましょう。
こうした瞬間は、会場全体の感動が高まる場面であり、その空気を壊してしまうのは非常に失礼にあたります。
おすすめの退席タイミング
披露宴で比較的退席しやすいのは、歓談中の時間帯です。
食事や歓談の時間は、ゲストそれぞれが自由に過ごしているため、ひとりが席を立ってもあまり目立ちません。
式の進行が一段落したタイミングで、静かに退席するのがスマートです。
事前に式場スタッフに相談しておくことで、より適切なタイミングを教えてもらえることもあります。
退席を考えている時間帯をあらかじめ伝え、「このあたりで抜けたいのですが」と相談しておくことで、当日の進行に沿ったベストなタイミングを教えてもらえます。
披露宴での途中退席のマナーとは?