♢ご祝儀はどうする?
遅刻してしまったときに、とても困るのは
「ご祝儀をどうやって渡すか」でしょう。
結婚式が始まると受付は
クローズされてしまうケースがほとんどなので、
遅刻してしまった場合
「ご祝儀を受付で渡す」
ということはできません。
また、受付がクローズされているので
芳名帳への記帳またはゲストカードを渡すのも
どうすればいいのか困ってしまいますが…
この場合も会場スタッフに相談してみましょう*
披露宴中は、ご両親もゲストへの
挨拶回りなどで忙しいもの。。
また、たとえ演出の合間でも、
お詫びを伝えていたら
披露宴の雰囲気を
損ねてしまうかもしれません。。
披露宴まですべて終わった状態になってから、
新郎新婦のご両親に、
遅刻したことのお詫びの言葉を添えて
渡すのがおすすめです!
「ご両親も忙しくバタバタされていて、
どうしても当日に渡す機会を見つけられなかった」
という場合は、後日新郎新婦と会う予定があるなら、
その機会にご祝儀を渡すという手もあります。
その際にも、必ずきちんと
お詫びの言葉を添えながら、渡しましょう。
しばらく新郎新婦と会う予定がない場合は、
早急に現金書留でご祝儀を送りましょう。
その際にはご祝儀に加えて、
ちょっとしたお祝いの品も
添えるのがスマートです。
ご祝儀とお祝いの品を同封した状態で
郵便局窓口に持っていき
「現金も入っているので
現金書留をつけてください」と申し出ると、
「定形外郵便+現金書留」という扱いで
ご祝儀もお祝いの品も
一緒に送ってもらうことができます◎
なお、ご祝儀を後日新郎新婦に
直接手渡す場合も、郵送する場合も、
遅刻したことが原因で
お祝いを渡すのが遅れてしまったことの
お詫びの言葉は
必ず入れるようにするのがマナーです。
♢遅刻のお詫びをしましょう
遅刻のお詫びは、できれば当日
新郎新婦へ伝えるのがベストです。
お披良喜後のお見送りのときに、
一人一人挨拶する時間があると思います。
そのときに丁寧に、そして手短に
お詫びの言葉とともに
「挙式のお写真、落ち着いたら見せてね」など
伝えるのが良いですね。
もしどうしても当日伝えることができなかった場合、
後日改めて電話やお詫びの手紙などで伝える方法が
マナーではあります。
しかし最近ではメールで伝える方法でも
良いとされています。
その際はカジュアルにならないよう
丁寧な文章で送りましょう。
Lineはカジュアルなイメージが強いので避けてください。
また、当日伝えられない場合には、
後日、手紙と共に3000円~5000円ほどの
お詫びの品を送るという方法もあります。
ご祝儀をきちんとお渡ししているうえに、
新郎新婦もそのような品を受け取ると
かえって引き出物以外に更にお返しを…と
気を遣ってしまいますので、
余程なにか遅刻することで、
新郎新婦や他のゲストに
ご迷惑をかけなかった限りは不要だと思いますが、
知っておくと良いでしょう。
時間に余裕をもって行動*