結婚式に向けての事前準備
受注となれば、さっそく事前準備が始まります。
新郎新婦との打ち合わせは、
挙式の数ヶ月前から行われることが一般的ですので、
結婚式当日から逆算し、準備の計画を立てて
打ち合わせの日取りを決めます。
式当日まで何度も打ち合わせを行うため、
カップルの要望にも変化が出てきた場合も柔軟に対応します。
打ち合わせではカップルの要望をヒアリングし、
日程・予算・どんな式にするか
(式次第・料理・ドレス・BGM・式場のレイアウトなど)を
詳細に検討していきます。
式当日の計画が決まったら、司会者や照明・音響担当を手配し、
各スタッフに正確に指示していきます。
また、式場の備品や装花、ドレス、親族の宿泊場所などの手配も
忘れてはなりません。
場合によってはドレスやヘアメイクの相談に乗ったり、
「前撮り」という形で事前の写真撮影に
立ち会ったりすることもあります。
打ち合わせ以外のときでも、メールや電話などで
細かな要望や質問には随時対応します。
また、仕事と結婚式準備の両立で疲れてしまったり、
うまくいくのだろうかと不安に思ったりする新郎新婦もいます。
ウエディングプランナーはそうしたふたりに寄り添い、
常にリードしながらコミュニケーションをとっていくことが
大切になってきます*
結婚式当日
ウエディングプランナーの一番の大仕事、
それは結婚式当日です!
緊張とワクワク感でいっぱいの新郎新婦を笑顔で迎え入れ、
結婚式当日は、「介添え」として新郎新婦を
一番近くでサポートするほか、
プランニング通りに進めていけるよう全体に気を配り、
各スタッフを動かす「司令塔」の役割も果たしていきます。
新郎・新婦が支度をしている間に、
引出物やゲストの名前とテーブルが合っているかなど、
スタッフたちと会場の最終チェックも綿密に行います。
本番中は、予期せぬトラブルにも対応できるように
会場の脇で進行をチェックします。
ウェディングプランナーに求められるスキル
ここまで、ウェディングプランナーがどんな仕事なのかを
見てきましたが、ウェディングプランナーを目指すには、
どんなスキルが必要なのでしょうか?
コミュニケーション能力
ウェディングプランナーであるために、
もっとも大切なスキルといっても過言ではないのが
コミュニケーション能力です*
初めて会場見学に来られた新婦さまに、
たった3時間程度の接客で「この人に結婚式を託してみたい!」
と思ってもらえるくらい、
心をギュッと捉えるような接客が求められます。
お客様が何を望んでいて、
どんな演出提案が喜んでもらえるのか、
そして式場を決める上で、重視していることやネックになることは何か、
など『聞き出す力』『お客様が望んでいるもの以上の情報を与えられる力』、
が大切になってきます◎
ビジネスマナー*