「受付って誰にお願いするのが正解?」「どう頼めば失礼にならない?」と悩んでいませんか?結婚式の受付は、ゲストの最初の印象を左右する大事な役割。しかし、頼む相手の選び方や依頼の仕方、お礼のマナーまで、考えることが多くて戸惑う方も多いはず。本記事では、受付を頼まれる人の特徴やマナー、スムーズにお願いするためのポイントをわかりやすく解説します。
結婚式の受付は誰にお願いするのがいい?
結婚式の受付はゲスト対応の顔となる大切な役割。安心して任せられる人を選ぶことが、式を円滑に進めるカギになります。ここでは受付をお願いするのにふさわしい人の特徴や、避けたほうがよいケースについて詳しくご紹介します。
受付を頼む人に適した特徴とは?
受付をお願いするなら、安心して任せられる人を選びましょう。礼儀やマナーをわきまえており、人前でも落ち着いて対応できるタイプの人が理想的です。
たとえば、結婚式を挙げるおふたりと親しい関係にあり、誠実な性格の友人や、丁寧なコミュニケーションができる職場の同僚、気配りのできる兄弟姉妹などが挙げられます。年齢や肩書きにこだわる必要はありませんが、時間や約束をきちんと守れる人、そして当日の流れを理解して臨機応変に動ける人だと安心です。
また、ゲストに対して笑顔で対応できるかどうかも重要なポイントです。受付は新郎新婦の代わりにゲストを迎える役割でもあるため、「この人なら気持ちよく迎えてくれそう」と思える雰囲気の方を選びましょう。
避けた方がいい人の例も紹介
一方で、どんなに親しい間柄でも、受付をお願いするのに向いていない場合もあります。たとえば、普段から時間にルーズだったり、緊張しやすく人前に立つのが極端に苦手だったりする人は、負担になってしまうかもしれません。
また、当日に式のことで気が立ってしまいがちなタイプや、あまり人の話を聞かない性格の方も、受付という責任ある役目には不向きです。「大丈夫だろう」と軽く考えず、当日の役割をきちんとこなしてもらえるかどうかを想像して選ぶことが大切です。
受付をお願いするときのマナーと伝え方
受付をお願いするときは、相手に気持ちよく引き受けてもらえるように、依頼のタイミングや連絡手段に配慮しましょう。ここではマナーと伝え方、断られたときの対処法まで、実践的に解説します。
いつまでにお願いするべき?
式の準備では受付だけでなく、余興や席次などさまざまな段取りを並行して確認するため、できるだけ早めの依頼がベター。遅くとも結婚式の1〜2か月前までにお願いできるのが理想です。
依頼がギリギリになってしまうと相手のスケジュール調整が難しくなることも。結婚式の日程が分かっている場合は、早めに伝えておくとスムーズです。
LINEやメールでの依頼文例・断られた場合の対処法
受付をお願いする際は相手の負担にならないよう、丁寧に詳細を伝えるのがマナー。基本的には口頭または電話で1度伝えてから、LINEやメールで詳細を送るのがベストです。
「ご無沙汰しております。この度、私事で大変恐縮なのですが、〇月に結婚式を挙げることになりました。
つきましては、誠に恐縮なのですが、〇〇様には受付をお願いできないでしょうか。 お忙しいところ大変申し訳ございませんが、〇〇様にお願いできたら大変心強いと思い、ご連絡いたしました。ご多忙とは存じますが、ご検討いただけますと幸いです。 お手数ですが、〇月〇日までにご連絡いただけると助かります。」
ただし、お願いしたからといって必ずしも相手が引き受けてくれるわけではありません。万が一断られたとしても、「無理せず言ってくれてありがとう」「また別の場面でお手伝いをお願いするかも」と、フォローの一言を添えるのがマナーです。
当日の流れやお礼の仕方を解説◎