指輪がないことをゲストにどう伝える?
出典:ODAN公式サイト
指輪交換がないことでゲストが戸惑うのではないかと心配になるかもしれません。
しかし、大切なのは「形式」ではなく「想い」をしっかりと届けること。
指輪が間に合わなかったことをネガティブに捉えすぎず、状況をポジティブに共有する工夫をすれば、むしろ心に残る印象的なシーンにすることが可能です。
具体的には、事前に司会者からアナウンスしてもらうことでゲストにも自然な形で伝えることができます。
「本日おふたりの結婚指輪は、心を込めて作成中のため、完成を楽しみにお待ちいただいております。本日は誓いの言葉を通して、ふたりの絆を深めてまいります」などのナレーションを用意すると、場が和やかになり、ふたりらしさを感じられる式になります。
また、演出の中であえて「指輪がないこと」そのものをひとつのエピソードとして盛り込むのも効果的です。
たとえば「ふたりが大切に選んだ指輪は、ただいま愛を込めて仕上げ中です」と紹介したり、完成後にどのようなかたちで披露する予定なのかを話すことで、ゲストも一緒にその瞬間を楽しみにしてくれるはずです。
式後に指輪が届いたらどうする?
出典:ODAN公式サイト
式後に無事結婚指輪が完成したら「ようやく手元に届いた!」という喜びもひとしお。
せっかくなら、その瞬間もふたりの思い出としてしっかり残しておきたいですよね。
最近では、後撮りや新婚旅行先での撮影に加えて、SNS投稿や動画として残すカップルも増えています。
後撮りでは、指輪のアップ写真や指輪交換の再現ショットなど、当日できなかった演出を改めて撮影できるのが魅力です。
衣装を再び着用する場合は、結婚式当日とは違った雰囲気で楽しむこともできますし私服でカジュアルに撮影するのも人気のスタイルです。
また、家族や親しい友人を招いての小さなホームパーティーや報告会を開き、指輪のお披露目を兼ねたセレモニーを行うのも温かな時間になります。
ふたりで手紙を読み合ったり、写真やムービーを上映したりと、結婚式とはまた違ったリラックスした雰囲気で過ごせるのが魅力です。
完成した指輪に「待っていた時間も含めて意味がある」と思えるように、その瞬間をふたりらしい形で残しましょう。
大切なのは「かたち」ではなく「気持ち」です。
後日でも、愛を形にする方法はいくらでもあります。
指輪が間に合わないのを防ぐための注意点