親が来ない結婚式の演出アレンジ例

親が不在でも結婚式の進行や演出を工夫することで、温かみのある結婚式を叶えることができます。ここでは一般的に親が関わる演出をアレンジする方法をご紹介します。
ベールダウンの演出
ベールダウンの演出は演出自体を行わなくても構いませんが、せっかくであれば「ベールダウンの演出をしたい」とのことであれば、母親に代わる親族やお世話になった方にお願いするのがおすすめです。
一般的には母親以外だと祖母や叔母、姉妹など親族に依頼するケースが多いようです。またなかには親しい友人や恩師などお世話になった方にお願いするケースもあります。
バージンロードを歩く
父親とバージンロードを歩くのが難しい場合、祖父や叔父、兄弟などの親族にお願いする方法があります。他、上司や恩師などの入場するケースもあれば、新郎とふたりで歩いて入場するようなケースもあるようです。
花嫁の手紙
結婚式で読まれることが多い花嫁の手紙ですが、こちらも演出そのものをカットしてしまうという選択肢もあります。また親と死別しているケースや親が病気で入院しているため結婚式に欠席しているケースなどでは、親が不在のままでも花嫁の手紙を朗読するケースがあるようです。
また「花嫁の手紙そのものをカットするのは味気ない」と感じる場合は、自分自身が感謝の気持ちを伝えたい他の家族や親族、あるいは新郎や新郎のご両親に向けて、手紙を読むのもおすすめです。
ふたりだけの結婚式もひとつの選択に◎

結婚式に親を呼ぶのが難しい場合、あえて新郎新婦ふたりだけで結婚式を挙げるのもおすすめです。例えば、新婚旅行を兼ねたリゾートウェディングや晴れ姿を写真で残すウェディングフォトであれば、周囲に気を遣うことなく、おふたりらしい結婚式を叶えることができます。
特にコロナ禍以降は結婚式のスタイルは以前よりもずっと自由で多様化しています。だからこそ「こうしなければいけない」という形式にとらわれず、自分たちが本当に納得のいく形で結婚式を叶えていただければと思います。
親を呼ばなかった先輩の声と親を呼ばなかったことへの後悔