クリーニングに出すときの注意点
▷着用前に依頼する場合
ウェディングドレスは特殊品扱いになります。
高級素材がいてとても繊細なので、
どこのクリーニング店に出してもいいというわけではありません。
普段の洋服であれば、『できるだけ安くキレイに』にしてくれるお店を選ぶ方が多いと思いますが、
ウェディングドレスの場合は、料金より仕上がりの品質です!
またウェディングドレスは、生地だけが高級ではなく
ギャザーやフレアー・フリル、レースなどで飾られていたり
刺繍・造花・スワロフスキーなど特別な装飾を施したものも多いです。
クリーニングは型崩れしないように慎重におこないます。
白いものは、より白くシワのないように仕上げる必要がありますので
通常より仕上がりまでの日数がかかります。
お式の前に着用して汚れがついた場合には、
やはり迅速に対応してくれるお店であることも依頼のポイントです!
特に注意すべき点は期間!
「1週間でクリーニングを完了してお届け」と記載があっても
繁忙期だと数ヶ月かかってしまうこともありますので
2ヶ月くらい前に一度問い合わせしてみることをオススメします。
▷使用後に依頼する場合
結婚式や前撮りなどでウェディングドレスを着用した後の
クリーニングのポイントは、
『汗抜きや染み抜きの高い技術を持っているかという点』です。
基本的に後撮りなどをしない場合
結婚式のあとに再び着ることはないと思いますので、
クリーニング後の保管は長期になります!
・長期間保管していても黄ばみが起こらない
・しわがつかないようにする
などが理想ですよね。
普段の衣類と同様に、白い衣類はきれいに洗濯したつもりでも
繊維の奥に染み付いた汗や汚れが少しでも残ってしまっていると、
保管している間に黄ばみや臭いの元となってしまいます。
クリーニングオプションはあるの?
ウェデイングドドレスの場合、通常はオプションとなる
抗菌・防臭・防虫・汗取りなどが料金に含まれていることも多く
また、何度も着るものではなく
クリーニングした後は長期保管になることが多いためです!
そのため、仕上げ後にはビニール袋ではなく
完璧に乾燥させた後に専用のパックに入れて
真空パックにしているお店も少なくありません。
ビニール袋は湿気が非常にこもりやすく、
長期保管する場合は一度袋から出して、
自分でパッキングし直す必要があります!
真空パック仕上げにすることで、
空気に触れることがないので、黄ばみのリスクが最小限になります!
またカビや虫食いの予防としても効果があります。
オプションとなっているお店もありますので、
ぜひ指定してみてくださいね!
ウェディングドレスの保管方法
①真空パック
真空パック仕上げにした場合は、引き取ってからそのまま保管すれば
特に問題はありません!
真空パックにいれるとシワになるのでは?と思う方もいるかもしれませんが
問題ありません。
ウェディングドレスの真空パックは、
市販の圧縮袋よりシワができにくい方法を取り入れているので安心なんです!
なにより、空気を遮断するので埃がついたり
カビが生える心配がありません。
ウェディングドレスは生地をたくさん使っていて
保管場所に困る方も多いと思いますので、
真空パックにしてしまえば、サイズも小さくなるので
省スペースで保管できます。
防虫剤や除湿剤の必要もないのがありがたいポイント。
もちろんそのまま長期保管していただいても大丈夫ですが
できればこまめに状態をチェックしていただき、
1年か2年に1度くらいの割合で再度クリーニングをすると
よりキレイな状態で保管することができます。
②専用の箱で保管
真空パックのオプションがない場合、
仕上がり後にはいったん包装を外して空気に当ててください。
半日程度屋内で乾かした後、
購入した時に入っていた箱に入れて保管しますが、
着物をしまう時に使用するたとう紙か不織布で覆ってから箱に入れます。
また、防虫剤や乾燥剤を入れておくと防虫・防カビの効果が得られます。
防虫剤の効果は期限がありますので、期限が来る前に取り換えておくのがおすすめです。
白いものは、空気に触れる時間が長くなると酸化して黄ばむんでしまうので
定期的にクリーニングに出すと安心ですよ。
おすすめクリーニング業者は?