フォトジェニックな「くくり猿」
誰もが気になる、カラフルなボールが連なる光景。
そう、このカラフルなボールの正体こそ、実は猿なんです。
普段は動き回る猿が、両手両足をくくられて大人しくしている「くくり猿」。
丸まった身体が、ボールのようにころんとなんとも愛らしいですよね。
このお猿さんは、本尊である青面金剛に、願いを伝えてくれると言われています。
両手や両足をくくられた猿は、動けません。
これは、欲望や心の動きのコントロールを表しているんです。
願いを叶えるときには、集中して頑張りたいですよね。
資格試験、仕事、勉強、いろんな願いには努力と集中が必要です。
その心をお預けして、自分を戒めコントロールする。
くくり猿には、そんな由来があるんです。
ひとつひとつ、手作りのカラフルなくくり猿。
一個500円で、誰でも願いを書いて本堂に結ぶことが出来ますよ。
「八坂庚申堂」へのアクセス
「八坂庚申堂(やさかこうしんどう)」は、東山エリアにあります。
高台寺や清水寺、京都の名だたる観光スポットが目白押しの、とても賑やかなエリアです。
歩行者専用の道路なども多く、観光シーズンはとても混雑してしまいますから、タクシーではあまりおすすめしません。
おすすめは、京都市バスの利用です。
京都駅からなら、206号系統をはじめとしてたくさんのバスが出ています。
本数も多く、10分前後でどんどんバスが来ますよ。
最寄りのバス停は「東山安井」で、徒歩6分ほどで到着します。
バス停から、八坂の塔を目印に進み、「塔ノ下商店街」を登りましょう。
小さな路地ではありますが、観光客が行き来しているのでとてもわかりやすくアクセスできます。
八坂神社、円山公園、高台寺に清水寺などの、東山の観光エリアからも徒歩でアクセスが可能です。
八坂神社から10分前後で到着しますので、ちょっとした散策にもぴったり。
ただ、登り坂になっていたりとアップダウンの激しい地形ですから、ご無理はしないでくださいね。
いざお参り!