口上のポイントとは?

結納の場では「幾久しく」や「末永く」など、少しかしこまった言い回しが含まれることがあります。あまり耳慣れない表現かもしれませんが、無理にすべてを暗記する必要はありません。
大切なのは、お相手のご家族や婚約者への感謝の気持ち、そして婚約を喜ぶ思いがしっかりと伝わること。形式にとらわれすぎず、ご自身の言葉で丁寧にお伝えすれば、失礼にあたることはありません。またメモを見ながら進めるのも失礼ではないので、必要に応じて用意しておきましょう◎
おめでたい席では「忌み言葉」は使わない◎

結納は、結婚式と同様におめでたいお席。そのため、縁起の悪い意味を連想させる「忌み言葉」は使わないよう気をつけるのが基本のマナーです。
例えば「別れる」「終わる」「切れる」など、普段の会話ではつい口にしがちな言葉も含まれるため注意が必要に。無意識に使ってしまわないよう、気を付けましょう。心配な方は以下の記事も併せてご覧くださいね◎
まとめ

以上、本日は結納に関する基本的な情報から、実際に使える挨拶文例までご紹介しました。結納のご挨拶では、「幾久しく」「お納めいたします」など、普段あまり使わない言葉や言い回しが多いため、最初は少し戸惑うこともあるかもしれません。
ですが、いちばん大切なのは、感謝の気持ちとご縁を大切にする想いを丁寧に伝えること。形式にとらわれすぎず、おふたりやご家族に合った言葉で両家の絆を深めてくださいね◎