プレ花嫁のみなさま、こんにちは!
神奈川県のご当地ライターのゆいまるです♡
日本人なら誰もが知っている「盆踊り」。
全国には、500以上数々の伝統的な盆踊りが残っております。
日本三大盆踊りと言われる盆踊りはもちろん、
全国各地に様々な盆踊り文化が残り、
盆踊り大会・イベントが開催されています。
今回は、全国の主な盆踊りをご紹介していきたいと思います!
高島越後盆踊り(北海道)
高島地区は古くから漁業で栄えた地域であり、
本州からの移住や往来が盛んに行われました。
特に、津軽地方と新潟県北蒲原郡紫雲寺(現在の新発田市)からの移住者が多く集まり、
その土地の文化・風習が持ち込まれました。
高島越後盆踊りの行事は、紫雲寺出身者が伝えた、
盆踊りを中心にした盂蘭盆会(うらぼんえ)の行事です。
高島越後盆踊りの特徴は、近代以前の盆踊りの形態を残していることや、
踊りは二つの形態のものを一つの流れとして交互に行うことなどがあります。
現在も地域に根差した伝統行事として、「高島越後踊り保存会」を中心に
地元の人々の手によって連綿と保存・伝承されています。
盆踊りの唄や踊りだけではなく、盆踊りの行事そのものが
小樽市の無形民俗文化財に指定されています。
電話番号:0134-32-4111
西馬音内盆踊り(秋田県)
西馬音内盆踊りは、先祖供養や豊作祈願の思いはもちろんのこと、
日々の酷しい労働や生活から解放される、
年に一度の盛大な娯楽イベントとして住民に長く親しまれてきました◎
西馬音内盆踊りは、豊作祈願や盆供養のために、
およそ700年前に始まったとされる伝統行事だそうです。
昭和10年(1935)4月、日本青年館主催の「第9回全国郷土舞踊民謡大会」へ
東北代表としての出演が決定し、これは、踊り手と囃子方が町の代表として
東京で出張公演するということで、当時では非常に画期的な事業であり、
町をあげての大きな取り組みが行われました。
この中で中心的な役割を果たしていったのが、
当時の町長夫人であった柴田サト(里子)さんを
はじめとする多くの西馬音内の女性たちでした。
彼女たちは、伝統的な踊りの振り付けを学び直し、
ほとんど自己流になりつつあった振りを再構成して集団でも映えるように統一しました。
また、踊りの衣装も端縫いと編み笠、藍染浴衣と彦三頭巾にそろえ、
細かい配色や染め方の方法なども指導したり、
それまでは太鼓と笛だけだった囃子方に三味線や鼓、
鉦を加えてよりリズミカルにしたりと、
「見せるための踊り」としての形を熱心に追求していったことにより、
多くの観衆を惹きつける現在の西馬音内盆踊りの基本形が完成し、
知名度も全国へ広がっていったそうです。
電話番号:0183-78-4187
京橋盆踊り