流し節正調河内音頭(大阪府)
「河内音頭」は大阪府八尾市を代表する盆踊り音頭で、
始まりは室町時代、木材を旧大和川から運んだときに歌われた
木遣り音頭が源流と言われています。
現代の河内音頭のルーツは、河内の北部で歌われていた『交野節』を
アレンジした歌亀節が祖形とされており、
これに昭和20年代から浪曲の節が取り入れられ、
全国的に知られるようになりました。
室町時代からの木遣り音頭から続く流し節正調河内音頭が伝承されており、
ゆったりと語りかける情緒あふれるその音頭は、
環境省の「残したい日本の音風景100選」にも選ばれるなど、
河内音頭は、一方では昔からの伝承を大切に保存する動きがあり、
一方では新しいことに積極的にチャレンジし変わり続ける
寛容性も持ち合わせているなど、多様性という言葉がメジャーになる
はるか以前から、多様性を体現してきた文化でもあります。
電話番号:072-928-3848
世冨慶エイサー(沖縄県)
エイサーは沖縄の盆踊りにあたり、内地の盆踊りと同じく
念仏踊りを起源とするお盆の芸能です。
そして沖縄では現代エイサーと並んで、
いまも多くの集落で昔ながらの伝統エイサーを見ることが出来ます。
一言で「エイサー」と言ってもその形態はいくつかに分類され、
現在ほとんどの青年会が、大太鼓、締め太鼓を中心とした
「太鼓エイサー」であり、沖縄県中部が最も盛んな地域と言われています。
その中でも旧与那城町、旧勝連町で見られるエイサーは
「パーランクー」という方張りの太鼓を用いたエイサーがほとんどで、
締め太鼓とは違った雰囲気を醸し出します。
電話番号:098-937-3986
まとめ
全国の主な盆踊りを見てきました◎
盆踊りは海外からも高い人気を誇る、
日本の夏を代表する風物詩の1つでもあります!
現在は日本各地で多種多様な盆踊りが行われ、
正確な種類はここで紹介しきれないほどあります。
ぜひ気になる盆踊りをチェックしてみてくださいね!