特定不妊治療費助成制度は終了
不妊治療の保険適用化に伴い、これまで不妊治療の経済的負担の軽減を図るために行われていた「特定不妊治療費助成制度」は昨年年3月で終了しています。不妊治療について保険適用で治療を受け、さらに助成金も申請、というのはできなくなっているので注意が必要です。
但し、2022年3月までに採卵された卵子を移植する場合、年度をまたぐ一回の治療については助成金の申請が可能です。
まとめ
以上、本日は不妊治療の保険適用についてご紹介しました。2022年4月以前は保険適用外であった不妊治療ですが、保険適用内になったことで受診ハードルは大きく下がったものだと思います。
しかし、全ての診療項目が保険適用になるわけではないことや、年齢による回数制限があることなど、気を付けなければならないポイントも多々あります。年齢が上がることにより妊娠率・出生率が低下するだけでなく、保険適用回数も低下します。これらを踏まえ、今現在不妊治療を検討しているご夫婦は一日でも早く不妊治療をスタートされることをおすすめします。