現金書留の送り方|封筒の書き方と郵便局での手続き方法
いざ現金書留を送ろうとしても「具体的にどうやるの?」と迷ってしまうもの。ここでは、封筒の書き方から郵便局での手続きまで、現金書留の基本的な送り方を3ステップで丁寧にご紹介します。
STEP1:専用封筒に記入する
専用封筒を郵便窓口で購入し、封筒に差出人の住所や氏名、受取人の住所や氏名を記入します。このとき不備があると正確に届けられないケースがあるので、間違いのないように記入してください。
STEP2:お金を入れて封をする
現金を封筒へ入れ、両面テープやのりを使ってしっかり封をします。封をした後は、印鑑またはサインで割印を押しましょう。
STEP3:郵便窓口で差し出す
現金書留はポスト投函できません。必ず郵便局の窓口で差し出し、窓口で「現金書留でお願いします」と伝えましょう。ここで基本料金+書留料金(480円〜)+封筒代がかかります。
急ぎの場合は速達、受け取り日時を指定したい場合は配達日指定、配達時間帯指定郵便などのオプションもつけられます。
現金書留のマナーと注意点|送るタイミングや書き損じ対応
現金書留を送るタイミングや金額の相場、書き損じた場合の対応など、ちょっとした知識が安心感にもつながります。ちょっとした心配りで、より丁寧な印象を与えられます。ここでは現金を送る際のマナーや注意点をご紹介します。
送るタイミングと曜日に注意
受け取り相手が不在の場合、現金書留は持ち戻りになります。できるだけ平日の午前中など、相手が在宅していそうな時間帯に到着するように送付しましょう。
また、現金書留を受け取れるのは本人または家族のみです。受け取りができない場合、郵便局で本人確認書類を提出し受け取る必要があるので、注意してください。
書き損じたときの対処法
書き損じ(記入ミスをした)の場合、二重線や修正テープを使って訂正するのはNGです。新しい封筒を再度購入し、書き直しましょう。
もし書き方に不安がある場合、郵便局の窓口で書き方を尋ねてみるのも◎郵便局によっては記載例がある場合もあります。
お祝い金・香典など金額の目安と添える手紙
お祝い金や香典を現金書留で送る場合、いくら送るべきか迷ってしまうこともあるでしょう。一般的に結婚祝いは3万円程度、香典は5,000〜10,000円とされています。
また、可能であれば一言手紙を添えると、より心のこもった贈り物になります。たとえば「ご結婚おめでとうございます。ささやかですが、お祝いの気持ちをお受け取りください」など、簡単でOKです。
現金書留のよくある質問Q&A|コンビニ・追跡・料金など
ここでは、現金書留に関するよくある質問とその答えを紹介します。現金書留を使用する際やわからないことがある場合は、ぜひ参考にしてみてください。
コンビニでは送れる?
現金書留はコンビニやポストからは送れません。必ず郵便局の窓口で発送の手続きをする必要があります。また、専用封筒もコンビニでは購入できないので、注意が必要です。
追跡はできる?
現金書留は追跡番号が発行され、郵便追跡サービスで配達状況を確認できます。また、速達や配達日指定、配達時間帯指定郵便などのオプションをつけることも可能です。
手数料はいくら?
基本料金(郵便料金)+書留料金+封筒代がかかります。封筒のサイズや損害要償額、オプションによって手数料は変動するので、郵便局の公式HPで試算してみるとスムーズです。
定形50gまで:110円
書留料金:480円
封筒代:21円
例*「50万円を定形外郵便で送る場合」=1,759円
定形外郵便料:180円
書留料金:1,558円
封筒代:21円
現金書留は正しく使えば安心してお金を送れる
現金書留は、現金を安全かつ丁寧に送るための心強いサービスです。封筒の準備や記入、窓口での手続きなど、最初は戸惑うかもしれませんが、手順を守ればとても簡単です。結婚祝いや香典など、大切な思いをしっかり届けたいときこそ、現金書留を利用しましょう。