引き出物のトレンドは変わりつつある
最近では、定番のバームクーヘンや
お味噌汁や昆布などの乾燥ものから
香水やドライフラワーなど飾れるものを
引き出物として起用されるようになりました。
お花の形をしたフラワーソープなどは
可愛く匂いもあるため貰ってうれしいものですね♡
男性向けには、ペンケースや万年筆など仕事で使われる道具を
引き出物の1つにするなど年々と
おしゃれなものに変わってきている傾向があります。
結婚式を挙げる際には、
ぜひトレンドもチェックしてみてください。
本当に相手が使うものを考えて選ぶと
喜ぶお返しになることでしょう。
また、かたちあるものは実際に友人や上司などが
使っているシーンが見られるかもしれません。
そんな光景はうれしく贈った新郎新婦も
「よかった」と思いますよね。
♡引き出物の品数の選定は?
日本には昔から「縁起」にこだわりがあります。
特にお祝い事であれば、数字があります。
そのため引き出物は、
縁起のいい奇数の数と言われており3品がおすすめです。
奇数は縁起がいいからと言って3品・・5品・・と
無理にしなくても大丈夫!2品でも十分です。
実際に予算の兼ね合いや
1品では寂しいなどの理由で2品にする方もいます。
引き出物で大切なことは、「感謝の気持ち」です。
岐阜地域の引き出物のしきたりや決まりについて
地域によってしきたりや決まりがあります。
それは時代が変わる中でも
引き継がれているところは多々健在しています。
よく聞くのは、結納金で嫁入り道具を揃え、
お披露目してお嫁にいくというエリアや
結婚式後にお家の屋根からお菓子巻きをして
地域の子どもたちと交流することで
子宝に恵まれるというしきたりもあります。
引き出物も同様に地域によっては
しきたりや決まりがありますので、
しっかりと把握し一生に一度の晴れ舞台に備えましょう。
♡美濃地方(岐阜市や大垣市、各務ヶ原などの西濃エリア、美濃加茂市や関、加茂郡などが含まれる中濃エリア、多治見市や土岐市、瑞浪市、中津川市などの東濃エリアが含まれます。)
美濃地方といえば日本3大陶器と知られている美濃焼があります。
古い歴史を持っている陶器であり伝統として伝えられてきた
その工法は日本の文化と言えることでしょう。
その文化は私たちの現代の生活にも伝わっており、
その多くが東農エリアで作られています。
もちろん結婚式の引き出物でも
多くの種類がある美濃焼も選ぶ方もいます。
なぜなら美濃焼は1つの様式を持っておらず
15種類の伝統工芸品として指定されているからです。
日本で画期的な焼き物とされている美濃焼は美しい薄紅色と
長石釉の気泡状の風合いがあるものです。
そのような日本文化のある美濃焼は
結婚式の引き出物にはベストと思われがちです。
しかし地域によっては他のものを選んだ方がいい場合もあります。
よくある結婚式では、
重量や物の高さを考え持ち帰りやすさを重視した引き出物が
多く東海地区では見受けられます。
これを名古屋式とも言います。
定番としてカタログギフトやバームクーヘン、
食器などを組み合わせられます。
しかし新郎新婦のどちらか、
主賓が東農地区の方または出身の場合は
気を付けなければなりません。
なぜなら東農地区は陶器の町として知られている地域であり、
持ち帰った引き出物が招待客の家族の勤め先や知り合い、
親戚の勤め先の商品だったりすることがあるからです。
陶器となると持ち帰る際に重たく持ち帰ってから
近隣の商品だとわかればがっかりしてしまいますよね。
また、他県で売られている食器などの陶器でも
東農地方で作られたOEM品のことが多くありますので気を付けましょう。
これが食器に新郎新婦のオリジナルステッカーや
なにかをプリントしてあればいいかもしれません。
しかしながらオリジナルのものをもらって嬉しい人と
喜べない方と分かれます。
貰った相手がどんな風に使うのかを考えてあげましょう。
使い方は次ページでチェック!