こも豆腐
こも豆腐はわらを編んで作ったむしろの「こも」で豆腐を包みゆでたもので、スが立つことでできる無数の気泡と、豆腐の表面にしみ込んだワラの香りと模様が特徴的で、飛騨地域の盆や正月など、人が集まって食事する際に振る舞われることが多い郷土料理です。
材料(4人分)
豆腐 1丁
だし汁 2½カップ
さとう 小さじ1
塩 大さじ1/2
みりん 大さじ1
しょうゆ(うす口) 大さじ1/2
作り方
1、豆腐をかるく水切りし、たてに4つに切ります。
2、1で切った豆腐を2本ずつ「こも」で巻き、たっぷりの湯(分量外)で1時間ほどゆでます。
3、スができたら取り出し、調味料を入れただし汁で煮て完成です。
すったて汁
すったて汁は、ゆでた大豆をすり鉢や石臼などですりつぶした「すったて」の中にみそやしょうゆなどの調味料を加えた汁物で、祝い事やハレの場で親しまれている合掌造りで有名な世界遺産白川村の郷土料理で、近頃はすったて汁にお好みの具材を加えています。
材料(4人分)
大豆 20g
うすくちしょうゆ 5g
水 適量
作り方
1、大豆を洗い、豆がかぶるくらいの水に一晩浸しておきます。
2、浸しておいた1の豆を煮て、少しかためにゆでたら火を止めます。
3、2をそのままミキサーでなめらかになるまですりつぶします。
4、鍋に移し、しょうゆで調味し、沸騰寸前で火から下ろします。
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