菓子まきとは?
岐阜や尾張地区では結婚の際に「菓子まき」をする風習があります。
菓子まきの由来は新築祝いの時に餅投げをするお祝いが菓子まきになったという説や婚礼の儀式は花嫁が実家を出て花嫁行列が嫁ぎ先に行くのが習わしでしたが、花嫁がいなくなると村に人が減ってしまうので花嫁行列を通れないように阻止するため、お菓子を配って通してもらう花嫁菓子という風習ができ、菓子まきに変化したといわれています。
かつては全国でも行われていました菓子まきですが、今もこの風習が残っているのは東海地方だけで、式に出発する前に家の二階の窓から集まった近所の方に向けてお菓子をばらまくという風習でした。
花嫁が実家を出て嫁ぎ先へ入ると菓子まきはすぐに始まり、親族の男性が家の屋根へから見物に訪れている近所の方たちに向かって15分ほどばらまいていましたが、最近では規模を縮小し、式場内で披露宴の余興で新郎や花嫁がまきます。
現在の菓子まき
菓子まきの風習も地域によってやり方が異なり、お菓子をまく地域も、配る地域もありウェディングの披露宴やアフターセレモニーの演出として、菓子まきをプログラムに取り入れるところもあります。
菓子まきをしたいけど、自宅では菓子まきが行えないというカップルにも人気で、お菓子にシールやイラストなどの「当たり」が仕込まれていて、豪華な景品がもらえるというゲーム要素もプラスされていることもあります。
この場合、お菓子をまくのは親族ではなく、新郎新婦で、お菓子をゲストにまくのは、結婚するカップルからの「幸せのおすそ分け」という意味もあり、新郎新婦が投げるお菓子を皆がこぞってキャッチして、ブーケトスのように、ハレの日を盛り上げます。
菓子まきのご紹介 PIARY(ピアリー)
PIARYにはおしゃれでかわいいプチギフトがあるので、ゲーム要素が含まれるクジ付きの菓子まきにしたい方におすすめです。
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