ご祝儀袋の書き方をご覧あれ!
ここでは、ご祝儀袋の表書き・中袋(中包み)の書き方に加え、ご祝儀袋の金額の書き方についてもレクチャーします。
どれも基本的なルール・マナーとなりますので、失礼がないようしっかりとおさらいしておきましょう。
表書きの名目は「寿」や「御結婚御祝」が基本
結婚式当日に渡すご祝儀袋は、「寿」や「御結婚御祝」と書かれたご祝儀袋を選びましょう。
また自分で書くときは、「結婚御祝」など四文字にしないように気を付けてくださいね。結婚式では2や4など、割り切れてしまう字数は絶対にNG!特に目上の方は気にされる方も多いので気を付けましょう◎
また、ご自身の名前を書き入れる際は、「寿」の文字よりもやや小さめに、フルネームでバランス良く書き入れます。さらに連名でお祝いを渡す場合には、細かい決まりがありますので、併せてご紹介します!
☾:夫婦連名の場合はどうする?
☾:友人・職場の人と連名の場合はどうする?
☾:四名以上の場合はどうする?
筆記用具は筆か筆ペンを用意しましょう!
お祝いの名前は、濃い黒色ではっきりと太めに書き入れます。そのため、ご祝儀袋に文字を書き入れる際は、筆や筆ペンを用意するのがベストとなっています。
どうしてもに毛筆が苦手な方は、太めのサインペンやフェルトペンでも問題はございません。しかし、ボールペンや万年筆など、線が細い筆記用具は使用しないように気を付けてくださいね!
中袋(中包)に書くのは、金額・住所・名前の三点
ご祝儀袋の中でお札を包む中袋(中包)。金額は表面に、裏面には住所と氏名を記入します。中包タイプのアイテムは、「左側に三角の空きがある部分が表」と覚えておくと良いでしょう◎
なかには、ご祝儀の金額を書くのは失礼では?と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは結婚式後に新郎新婦が中を改める際に必要になります。何も書かれていないと、うっかり他の人の分と混ざった際に、「誰がいくら包んでくれたのか」が分からなくなってしまうため、きちんと書いておくことがルール・マナーです!
金額には漢数字を使用しましょう!
普段なかなか使う機会が少ない「漢数字」。一は「壱」、二は「弐」など、独特の書き方が特徴的です。詳しくは以下をご覧くださいませ。
2万円・・・弐萬円
3万円・・・参萬円
5万円・・・伍萬円
6万円・・・六萬円
7万円・・・七萬円
8万円・・・八萬円
10万円・・・拾萬円
あえて旧字体を使用する理由は、改ざん防止のため。一般的な漢数字「一、二、三」が悪いわけではありませんが、これら漢数字は選を一本足すだけで数字そのものが変わってしまいます。
このような改ざんを未然に防ぐために、ご祝儀袋の金額を書き入れる際には旧字体を使用するのが古くからの慣わしとなっています◎
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