群馬弁:一人称編

まず最初にご紹介するのは、群馬弁ならではの一人称。普段何気なく使いがちな一人称についても、そのエリアならではの独特の言い回しがあることをご存知でしょうか?
他県民の方がご覧になると、当たり前のように「それは確かに方言」と思えるような一人称も、「標準語を話している」と思っている群馬県民にとっては驚きの嵐。早速見て参りましょう◎
02:「うら」 →「私」
03:「かかどん」 →「母」
04:「おとっつぁん」→「父」
05:「おめー」 →「あなた」
06:「にし」 →「おまえ」
07:「おんなし」 →「女たち」
08:「おとこし」 →「男たち」
例えば、群馬県では同じ「女の人」を表現する言葉であっても、女と表現するか女性と表現するかで使う言葉が若干異なるんです。女たちの場合は上記に記載した通りですが、これが「女性たち」になると「おんなしゅう」と言います。驚きですよね。
また、このどこかレトロ感を感じる言い回しが愛らしくて素敵。他県民の方が聞くとまるで時代劇の世界に出てきそうな一人称ですが、実はこれも群馬県の方言なんですよ!
実はこれ方言なんです!意外と知られていない群馬弁