福岡ならではの風習は?
福岡ならではの結婚関連の風習もあります。
ここでは福岡に伝わる風習をいくつか紹介しましょう。
結納
婚約が決まると、近い大安吉日に
新郎側が「酒一升」、「鯛一匹」、「お茶(久喜茶など)」
を新婦側の家に挨拶に行くという風習があります。
結婚がお茶のように何度も出さないように、
何度も繰り返さないように…
という意味が込められています。
ちなみに地域によっては「酒一升」、
「鯛一匹」だけのところもありますので、
事前に2人でよく調べておきましょう!
結納金はだいたい100万円前後です。
嫁ぶり
結婚して初めてのお正月に新郎側の家が、
「よか嫁ぶり」といって
「大切なお嫁さんをいただき、ありがとうございました」
という感謝の意味を込めて、
新婦側の家に寒ブリを送るという風習があります。
中には、嫁ぶりを送り忘れたら
新婦側の家からひどく怒られた…という話もあります。
新郎側の家が他県だと
この風習を知らない方が多いと考えられます。
今後末永く両家が良い関係を築くためにも、
念のため新郎を通じて新郎側の家に
それとなく確認しておいた方がいいでしょう。
ちなみに嫁側の家に届ける日付は
12/27〜30の間に送るのが一般的です。
大晦日や正月は慌ただしいので避ける傾向にあります。
嫁ぶりには、基本的にお返しは不要です。
祝いめでた
めでたい時に披露する福岡ならではの歌です。
曲調は民謡で、全部で7番までありますが
基本的には結婚式ですと3番まで歌われます。
そして、曲の最後に博多手一本で締めるのが定番中の定番。
しかし近年、祝いめでたは昔の風習ということで
結婚式のプログラムに入れない人も多いそうです。
個々の自由ではありますが、
昔から大切に歌われて来て、
そして今も残っている「祝いめでた」。
取り入れてみるのも素敵ですよね♡
せっかく生まれてきた土地の伝統を守っていきたい。
と思うのであれば、
是非結婚式のプログラムに入れてみてください。
博多手一本
福岡ならではの手拍子のこと。
こちらもめでたい時に披露される手拍子です。
福岡で育った方はもうお分りですね!
他県で育った新郎新婦さまは
この独特のリズムに戸惑うことも多いです。
結婚式当日に失敗してしまっては台無し…。
なぜなら博多手一本はやり直しがきかないという決まりも。
たかが手拍子…と思いがちですが、
なかなか奥が深いものです。
調べれば動画サイトなどで紹介されていますので、
一度目を通して練習してみて下さいね。
まとめ
福岡ならではの立地、費用、風習をお伝えしました。
はじめにもお伝えしましたが、結婚式を挙げるには
本当に福岡は良いところですね♡
ロケーション抜群で魅力的な式場がたくさんあり、
素敵で興味深い風習も多数残っています。
伝統を守りたいと思っている方は
是非引き継いでいって欲しいです。
結婚式は一生に一度。
…という言葉に押し潰されそうなときもありますよね。
確かに言葉の通り人生において大事なイベントですが、
失敗したらどうしよう…などとマイナスな事は考えずに
とにかく当日2人が幸せな時間を過ごせる事だけを考えましょう♡
結婚式の準備は大変かと思いますが、
終わった後は、準備の時間はかけがえのない
楽しい時間だったなと思えるものです。
無理をしない程度に結婚式の準備頑張って下さいね♡