神戸でしか学べないとっておき花嫁修業を
ちょっとだけご紹介
一般的な花嫁修業をお伝えしてきましたが
最後に兵庫県、特に神戸の方にはおすすめの
花嫁修業をお伝えします。
それは、季節のお便りとしてもとても便利な
「イカナゴのくぎ煮作り」です。
イカナゴの収穫は、2月末から3月中旬くらいまでで、
イカナゴ漁解禁のニュースが新聞等で報じられると
新鮮なイカナゴを求めて店頭へ皆さんが走ります。
毎日毎日売り切れ続出ですから、、驚きますよ(笑)
なぜなら、それぞれの家庭で食べる分だけというよりも
ご近所さんやお友達、遠くに住んでいる親戚などに
送ることが盛んな風習なのです。
この時期は、ひとつのお家で何十キロと炊くので
あちこちからイカナゴを炊くみりん醤油とショウガの
いい香りが漂ってきます。
「あぁ、春がやってきたなぁ」と感じる神戸の風物詩
にもなっています。
地域一体で盛り上がりを見せるので、
「くぎ煮作り講習会」などのイベントも盛んです。
(今年は例外ですが、、、)
また、ご自宅の味を届けるために郵便局や宅急便でも
「いかなご発送パック」という入れ物と発送がセット
でお得に送れるものがあります。
いわゆる”おふくろの味”を教えてもらうのも素敵な嫁姑
のコミュニケーションの一つになりますしね。
とはいえ、すべてのおうちで自宅で作り守っているわけ
ではないので、
もしそういった習慣がないお宅に嫁いだ場合でも
ご自身で作ることに挑戦してみてはいかがですか。
新しいご家族の味を自ら作っていくのも素敵ですよね。
シンプルなもの、クルミ入り、山椒入り、甘め、辛め
といった、それぞれのお家の味が楽しめるのも、ご当地ならですね。
毎年送られてくる「イカナゴのくぎ煮」で
普段あまり交流のない遠方のご親戚へのお便りに
もってこいのアイテムですよ。
花嫁修業として事前に習得しておく、
もしくは情報を仕入れておくと、
嫁としてのポイントアップにもつながるのではないでしょうか。
毎年春になると、「そろそろかな」って楽しみに
待っていてくれる友達がいる、そんな素敵な風習は大切にしたいですね。
いかがでしたでしょうか?
「花嫁修業」とひとくくりに言っても、最近では、
家事分担など家庭の状況がそれぞれ異なります。
花嫁だけではなく、意外と花婿にも必要なスキルだったりしますよね。
だから、絶対必要なものというよりは、出来るなら
やっていて損はないという程度でいいと思います。
たとえ家事が出来なくても、それに代わるサービス
をどんどん利用して時間をもっと仕事に家族に有効に
使いたいという価値観もあるでしょう。
お互いが出来ないことが多くて結婚してから
習得することが多いとなると、時間もかかってしまう。
だから、結婚前に知っておいて出来ることがあるなら
少しでも取りかかっておいた方が楽ですよ!という
修業という名の、”自分の可能性を育成するツール”
として捉えてみる。
お互いにお仕事をしているなら、気負わず、
協力しあい分担していくこうと話し合うこと、
お互いが向き合って決めていくことが大切ですね。
これからのお二人で歩む道の第一歩として
取り組んでみてはいかがでしょうか♡