みなさま、こんにちは!
岩手県ご当地ライターの乃愛です。
今回はマイホームについて見ていきたいと思います。
特に、岩手で家を建てる際に必要な情報をご紹介します。
私自身も、岩手で地元婚して3年目にマイホームを新築して、約1年が経ちました。
そこで振り返りながらにはなりますが、今後マイホームを検討されている、岩手の花嫁様に参考になる情報があれば嬉しいです。
結婚や子育てを機に、岩手でマイホームを、とお考えのプレ花嫁様あるいは卒花嫁様は是非ご覧くださいね!
オススメの住宅展示場や、新築・リフォームの際に利用したい岩手県の制度などを、具体的にみていきます。
それでは早速ご紹介いたします。
岩手で理想のマイホームを考える
さて岩手で理想のマイホームを考える際に参考になるのが、岩手県が打ち出している『岩手型住宅』という取り組みです。
岩手県は県土が広く、気候や地域性も様々です。そこで岩手らしい住宅と、さらなる省エネ性能を勧めているのが『岩手型住宅』となります。
「さらなる省エネ性能」とは、省エネルギーによって地球環境に配慮し、家計にも優しいというメリットがあります。また省エネの住宅では、家全体を暖めることができるので、東北で多いヒートショックによる脳卒中などの防止にも繋がります。
次に岩手らしさとは、①県産木材の活用、②木質バイオマスエネルギーの活用、③地域性への配慮、の3つが挙げられています。それぞれ解説していきますね。
①県産木材の活用
岩手の県土の8割は森林であり、豊富な種類の木材が調達できるので、適材適所で活用が可能です。
また県産の木材を活用することで、他地域から運搬することがないので、二酸化炭素の排出低減にもなります。
地場産業の振興になり、地球環境にも優しいという良い面がありますね。
②木質バイオマスエネルギーの活用
木質バイオマスとは、薪やペレットなどのことで、燃焼する際に二酸化炭素が発生しますが、その量は成長過程で吸収した二酸化炭素と同等となるため(カーボンニュートラル)、クリーンなエネルギーとして注目されています。ぜひ活用していきたいものです。
③地域性への配慮
地域性とは、それぞれの地域の歴史や風土のことを指しています。例えば岩手県盛岡市は古くから城下町として栄えていて建物も美しい景観が整備されていたり、西和賀町のほうでは豪雪に対応した家づくりが工夫されるなど、住宅は地域に溶け込み、ともに歩みを進めていると言えます。
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