面白い讃岐弁05:まける
思わず勝ち負けの「負ける」をイメージしがちな「まける」という言葉。ですが、讃岐弁での「まける」を標準語に変換すると「こぼれる」という意味になり、何かがこぼれそうになった時に使います。例えば、水をこぼしてしまったときに「水まけた!」のような形。
ちなみにこの「まける」という言葉。大阪府や滋賀県を中心とする一部関西エリアでは「割引する」という意味で使います。語源は「おまけする」から来ているそうですが、同じ「まける」ひとつとってもエリアにより全く意味が異なりますので、やはり方言は知れば知るほど面白いですね◎
面白い讃岐弁06:えらい
続いてご紹介する「えらい」に関しても、そのまま標準語で解釈するのであれば「偉い」という褒め言葉に変換してしまう人が多いのでは?と思います。しかし、讃岐弁の「えらい」を標準語に変換すると「しんどい/ダルい」という意味になります。
そのため、香川県民から「あんたえらい」と言われた方は要注意。決して褒められているわけではなく、「あなた面倒ね」というニュアンスで使われています。なお、この「えらい」に関しては香川県だけでなく一部関西エリアでも使用されている方言です◎
他府県民には通じない讃岐弁を一挙ご紹介!