ふくさを選ぶときのポイント

ここでは、ふくさを選ぶときのポイントをご紹介します。「はじめてふくさを購入する」という方は特に必見ですよ◎
場⾯別で選ぶ(結婚式/弔事)
結婚式と弔事で使えるふくさの色やデザインが異なるため、それぞれの場面にあったふくさを用意しておくのが理想です。
しかし、冠婚葬祭はそこまで多くない行事だからこそ「2種類用意するのはちょっと…」という方は、結婚式と弔事の両方で使えるシンプルな紫色のふくさを選びましょう◎
男⼥での違い・年齢による選び分け
男性はシンプルなデザインで落ち着いた色味のもの、女性は柔らかい色合いや華やかな装飾のあるデザインが人気です。
男女ともに年齢が上がるにつれて、より上質な素材や伝統的なデザインを選ぶ方が増える傾向があります。
プチプラでもOK?選び⽅の基準とは
最近では、手ごろな価格でも上品に見えるふくさが多数販売されています。
大切なのは価格ではなく、TPOに合った色や素材、形状であることです。用途に合わせた選び方ができていれば、プチプラでも問題ありません◎
ふくさに関するよくある質問Q&A

ここではふくさに関するよくある質問についてお答えします。「これってどうなっているの?」と気になることがある方は、一度こちらをご覧になってみてくださいね!
ふくさがないときはどうする?
どうしてもふくさを用意できなかった場合は、きれいな大判のきれいなハンカチや小ぶりの風呂敷などでも代用することも可能です。
ただし、ビニール袋や紙袋で代用するのはマナー違反とされていますので、これらでの代用は控えるようにしましょう◎
ご祝儀袋をそのまま渡すのは失礼?
マナーの観点からお伝えすると、ご祝儀袋はふくさに包んで持参するのが理想的です。
特に格式高い結婚式場や目上の方へのご祝儀の場合は、ふくさなしで渡すと「常識がない」と思われることもあるため、注意が必要です。
洋⾵のふくさでも問題ない?
最近では洋風デザインのふくさも増えており、マナー的には問題ありません。
レースやリボン付きのものなど、個性を取り入れたデザインでも構いませんが、場の雰囲気に合わせた上品さは意識したいところです◎
ふくさは⼤⼈のマナーアイテム!正しい知識でスマートに

ふくさはご祝儀や香典を丁寧に包むための大人のたしなみともいえるマナーアイテムです。種類や使い方、色の選び方など、基本的なポイントを押さえておくことで、どんな場面でもスマートに対応できるはずです◎
結婚式やお葬式などのフォーマルな場では、ちょっとした所作や持ち物の選び方が、ご自身の印象を左右します。正しい知識を身につけて、自信を持って大切な場に臨みましょう!