「両家の顔合わせ=和室での会食」というフォーマルなイメージが強いですが、最近はもっとリラックスしたカジュアルな顔合わせを選ぶカップルが増えています。しかし「カジュアルすぎると失礼では?」と不安に思う人も多いでしょう。本記事では、カジュアルでも失礼にならない服装・お店選び・マナーを詳しく解説します。
カジュアルな顔合わせってどんなスタイル?
カジュアルな顔合わせとはどのようなものか気になる方も多いでしょう。最近のトレンドやフォーマルとの違いを理解しておくと、当日の雰囲気作りがしやすくなります。ここでは、カジュアルな顔合わせについてご紹介します。
カジュアル顔合わせの定義とトレンド
カジュアルな顔合わせとは、フォーマルな和食会席や料亭ではなく、洋食レストランやホテル内のレストラン、場合によってはカフェなどで行うラフなスタイルの顔合わせです。
形式張った進行ではなく、家族同士が自然に会話できるような雰囲気が特徴。 結婚準備の初期段階でお互いを知れるため、両親世代からも「堅苦しくなくて話しやすい」と好評です。
フォーマルとの違い・メリット・注意点
フォーマルな顔合わせは格式が高く、伝統的な進行を重んじますが、カジュアル顔合わせは食事を楽しみながら親睦を深めることが目的です。
メリットは、緊張せず自然体で話せる点と、準備や費用が比較的抑えられる点。ただし、あまりにラフすぎると結婚に対する真剣さが伝わらないと思われる可能性もあります。カジュアルでありながらきちんと感を意識しましょう。
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服装の選び方|カジュアルでも失礼にならないコーデ術
服装は第一印象を大きく左右します。カジュアルだからといって普段着に近い格好はNG。清潔感と上品さを意識した装いで、好印象を与えましょう。ここでは、服装の選び方を解説します。
女性編|きれいめワンピースやセットアップ
女性は、明るい色合いのきれいめワンピースやセットアップが理想的です。シフォン素材や膝丈のスカートなど、適度な華やかさがあるデザインを選びましょう。
デニムやミニスカート、スニーカーなど、カジュアルすぎるアイテムはNG。アクセサリーはパールやシンプルなピアス程度に留め、清楚な印象を心がけてください。
男性編|ノーネクタイもOK?スマートカジュアルの基本
男性はジャケットとシャツのコーディネートが基本です。ノーネクタイでも構いませんが、ジャケットを羽織ることで全体のきちんと感が保てます。シャツは無地や控えめな柄が安心です。
チノパンや革靴など、ビジネスカジュアル程度の装いを意識しましょう。ポロシャツやスニーカーはカジュアルすぎる印象を与えるため避けた方が無難です。
両親の服装も統一感を意識しよう
両親の服装は、両家で格差が出ないように統一感を意識することが大切です。例えば、新郎側がスーツで新婦側が普段着に近い服装だと、気まずさが生まれます。
事前に新郎新婦を通して、「ジャケット着用くらいにしましょう」など、目安を共有しておくと安心です。
カジュアルな顔合わせにぴったりな場所
顔合わせの場所選びは、両家がリラックスして話せるかを左右します。食事内容だけでなく、個室の有無や静かな環境なども重視しましょう。ここでは、顔合わせにおすすめな場所をご紹介します。
レストランorカフェ or 個室居酒屋?選び方のポイント
1番人気は、落ち着いた雰囲気のレストラン。洋食・和食どちらでも、個室や半個室があるお店なら話しやすい空間を確保できます。
カフェは、短時間でライトに顔合わせを済ませたい場合に便利。ただしカジュアル度が高いため、結婚の挨拶としては「最初の顔合わせ」には不向きな場合も。個室居酒屋は和食が好みの両親に人気ですが、あまり騒がしい店は避けましょう。
基本のマナーをチェック