新郎謝辞の基本構成

まずは新郎謝辞の基本構成をご紹介します。基本を押えておくと、そこから少しカジュアルにしたり、新郎らしさをプラスしたりなど、アレンジの幅が広がるはずです◎
新郎謝辞の基本構成①挨拶
親族とは言えど、おふたりのために駆け付けてくれたゲストに対し、感謝の気持ちを述べます。新郎謝辞は出だしの挨拶が肝心。アレンジなどは加えずに、ここはフォーマル感を大切にしましょう。
新郎謝辞の基本構成②本題
本題では、新郎新婦おふたりに関するエピソードやこれからの抱負を語ります。新郎謝辞の中で最もアレンジができるパートでもあるので、おふたりらしさが分かるエピソードや親族との思い出話などを盛り込んで、オリジナリティを出しましょう。
新郎謝辞の基本構成③結び
改めてゲストへの感謝の気持ちと末永いお付き合いを願う言葉を述べましょう。気持ちを込めて丁寧に話すことで、新郎様の気持ちがゲストにも伝わります。
新郎謝辞の基本例文
ここでは先ほどご紹介した基本構成を元に、新郎謝辞の基本例文をご紹介します。
例文を読みながらみなさま自身は親族にどんなことを伝えたいのかイメージしてみてくださいね◎
新郎謝辞「挨拶」例文
本日はお忙しい中、私たちふたりの結婚式にお集まりいただきまして、誠にありがとうございました。
新郎謝辞「本題」例文
本日は楽しんでいただけましたでしょうか?
こうして特別な日を大切な家族とともに過ごすことができ、本当に幸せです。とても緊張しましたが、皆様の温かい笑顔に救われました。また遠方からもたくさんの親戚の皆様にお集まりいただきましたこと感謝申し上げます。
◯◯(新婦)のお父さん、お母さん、◯◯さんは、いつも私のことを気にかけてくれる心の優しい方です。仕事で疲れて帰ったときに◯◯さんの笑顔を見ると、ホッとします。これからは私が◯◯さんの笑顔を全力で守ります。
お父さん、お母さん、今日まで大切に育ててくれてありがとう。おふたりのように辛いときはともに支え合い、嬉しいときはともに喜び合えるような温かな家庭を築きたいと思っています。
新郎謝辞「結び」例文
まだまだ未熟なふたりですが、これから協力し合って温かい家庭を築いていきたいと思っています。どうぞこれからも見守っていただけたら嬉しいです。結びとなりますが、皆様のご健勝とご多幸をお祈りして、私たちからの御礼の挨拶とさせていただきます。
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