他にも新郎挨拶が必要になる場面

ここでは新郎謝辞以外にも新郎挨拶が必要になる場面をご紹介します。必要に応じて、結婚式当日までに話す内容をご準備いただければと思います。
①迎賓の挨拶
結婚報告の食事会もしくは披露宴を開始する前に、会場の入り口で新郎新婦や両家両親がゲストを歓迎する迎賓。一般的な結婚式では、新郎新婦はサプライズ入場のために、この迎賓を省略するケースもあります。
しかし、家族や親族を中心とした小規模な結婚式であれば、あえてゲストの皆様を新郎新婦でお出迎えするのも素敵。「今日はありがとうございます」と軽くひと声添えて、大切なゲストをお出迎えしましょう◎
②ウェルカムスピーチ
会食や披露宴のはじまりに行うウェルカムスピーチ。家族や親族中心の結婚式であれば「ウェルカムスピーチはなくてもいい?」と悩む方も少なくはありませんが、基本的には結婚式のスタイル問わず、ゲストに感謝の気持ちを伝える意味でもウェルカムスピーチは実施することをおすすめします。
ウェルカムスピーチは新郎様だけでなく、新郎新婦様のおふたりで実施されるのも素敵。おふたりで簡単に自己紹介をした後に、今日の日を迎えられたことに対する感謝の言葉を述べましょう◎
本日は食事楽しみつつ、両家の交流を深める場にできたらと思っております。短い時間ではありますが、楽しんでいただければ幸いです。
ウェルカムスピーチはそこまでかしこまる必要はありません。おふたりらしい言葉で、ゲストへの感謝の言葉、挙式の報告、披露宴の趣旨と目的、結びの言葉、この4点を伝えるようにしましょう◎
③乾杯の挨拶
開宴の合図となる乾杯の挨拶。一般的な披露宴では両家どちらかの父親が行うケースが多い傾向がありますが、必ずしも父親である必要はありません。家族や親族を中心とした少人数婚では、あえて新郎が乾杯の挨拶をするのも一つの選択肢です。
新郎が乾杯の挨拶をする場合は、2番でご紹介したウェルカムスピーチと兼ねてしまっても構いません。ウェルカムスピーチの結びの言葉のあとに「恐縮ではございますが、乾杯の音頭を取らせていただければと思います。皆様、ご唱和をお願いします。乾杯!ありがとうございました」といった内容を追加するだけでOKです◎
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