婚姻届を提出するときに必ず記入する「新本籍」。でも「そもそも本籍って何?」「新本籍はどこにすればいいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。本記事では、本籍地の選び方や人気の本籍地、注意点、そしてよくある疑問まで、わかりやすくまとめました。これから婚姻届を提出する方は、ぜひ参考にしてみてください。
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婚姻届に記載する「新本籍」とは?意味と住民票との違い
そもそも本籍地とは何か気になる方も多いでしょう。 まずは、新本籍がどのようなものなのかを理解することが大切です。ここでは本籍と住民票の違い、婚姻届に新本籍を記入する理由を解説します。
そもそも「本籍」とは?住民票の住所との違い
「本籍」とは、戸籍が保管される場所を指します。日本では戸籍制度があり、出生・婚姻・離婚などの重要な身分事項が記録されています。
住民票が現住所を示すのに対し、本籍はあくまで戸籍を置く場所のため、実際に住んでいる必要はありません。例えば「実家」「祖父母の家」「縁のある土地」に本籍を置いている方も多いです。
「新本籍」を記入する理由とタイミング
結婚すると、夫婦で新しい戸籍を作る場合がほとんどです。そのため、婚姻届には新しい本籍、つまり「新本籍」を必ず記入します。
ただし、提出と同時に新しい戸籍が作成されるため、記入が間違っていると受理されず、再提出が必要になる場合があります。婚姻届を提出する前に、夫婦でよく相談して決めましょう。
新本籍は自由に決められる?ルールを解説
「新本籍はどこでも自由に決められる」と聞いたことがある方もいるかもしれません。実際に自由度は高いですが、最低限のルールがあります。ここでは、新本籍のルールを解説します。
どこでも本籍地にできるって本当?
結論から言うと、本籍は基本的に自由に決められます。現在住んでいない土地や、思い出の地、さらには縁もゆかりもない場所でも問題ありません。たとえば「皇居」「ディズニーリゾート」を選んでもOKです。
ただし、選ぶ際には必ず地番が存在する住所である必要があります。例えば「〇〇公園」など名称だけではNGなので、注意しましょう。
地番が存在する場所ならOK|役所で確認を
空き地や公共施設でも、地番があれば本籍にできます。しかし、間違った地番を記入すると受理されません。
役所では地番を調べてくれるため、事前に確認しておくと安心です。特に有名施設を本籍にする場合は、間違いが多いので要注意です。
新本籍の選び方とおすすめの場所
新本籍は基本的に自由ですが、せっかくなら思い入れのある場所を選びたいもの。ここでは、人気の本籍地や選び方のポイントをご紹介します。
2人の思い出の地やゆかりのある場所
結婚式を挙げた式場、初デートの街、プロポーズを受けたレストランなど、二人にとって特別な思い出がある場所を選ぶ人が多いです。
本籍地を2人の思い出の地にすることで、戸籍を見返したときに、結婚当初の気持ちを思い出せるのが魅力です。
人気が高い「皇居」や「ディズニーリゾート」
「縁起が良い」として昔から人気なのが「皇居」です。また、ディズニー好きのカップルは「東京ディズニーリゾート」を本籍にすることも。
また、甲子園球場や富士山、東京スカイツリーなどもOK。そのほか、結婚式場やプロポーズの場所なども人気です。
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将来の戸籍謄本請求の利便性も考慮しよう
思い出重視で選ぶのも素敵ですが、実用面も無視できません。遠方に本籍を置くと、戸籍謄本を取り寄せるとき郵送手続きが必要になり、取得に時間がかかります。
もし戸籍謄本を請求するのが手間だと感じる場合は、住んでいる市区町村や実家近くにする方が便利です。
婚姻届を記入する際の注意点は?