寿退社を円滑に進める際のポイント
退社の意向を伝える
寿退社をスムーズに進めたいなら、まずは直属の上司に相談しましょう。
寿退社であっても、退職に変わりないため、
就業規則に則った時期に伝えます。
一方的に「結婚するので仕事を辞めます」と宣言するのではなく、
結婚の報告をしたうえで、退職の希望を伝えましょう◎
先に結婚の噂が広がって上司の耳に入ったりしないよう、
報告の順番は守りましょう。
SNSでの報告も、社内の人と繋がっている場合は注意が必要です。
円満退職を望むなら後任者の選定や引き継ぎの期間を考え、
できるだけ迅速に、遅くとも3か月前までには相談するといいでしょう。
仕事の引き継ぎ(退職3か月前~)
後任が決まったら、業務の引き継ぎをおこないます。
引き継ぎの方法についても、早めに上司や後任者に相談しましょう。
できるだけ周りに迷惑がかからないように、
しっかりと引き継ぎをおこなってください。
直接伝えるだけでなく、業務内容や進め方、資料、取引先をまとめたノートなど
文書でマニュアル化しておくと、後任者や上司にわかりやすく情報を共有できます。
また、余裕をもって引継ぎを終えられるよう、
退職日から逆算してスケジュールを組むようにしましょう。
社内・社外のお世話になった人へ挨拶をする
出社最終日にも、お世話になった人へのあいさつ回りを行います。
まずは、お世話になった上司から挨拶をし、
同僚や後輩のほうが先に挨拶してしまうことがないように注意してください。
会議などの忙しい時間帯を避け、可能であれば昼休みに入る直前や、
休憩中など、仕事に支障を来さないタイミングで
あいさつを済ませるようにしましょう。
感謝の気持ちを込めて、お菓子などを渡す人もいます。
取引先など社外の方へのあいさつは上司に確認しながら進めましょう◎
仕事で使用していたものを整理する