映えるかつての庁舎「京都府庁旧本館」
京都を代表する近代建築といえば、京都府庁の旧本館でしょう。
1904年に建てられた、レンガ造りの洋館です。
国の重要文化財にも指定されたこの庁舎は、現在も曜日限定で一般公開がされています。
貸し切って撮影などにも使用が可能なので、ロケーションフォトからドラマのロケにまで大人気だとか。
テレビで見かけるあの洋館はもしかしたら、この建物かもしれませんよ。
モダン建築をアカデミックに楽しむ「京都国立博物館」
1897に帝国京都博物館として開館した、京都国立博物館。
通称を京博(きょうはく)と呼んで、愛されている博物館です。
収蔵品には俵屋宗達画・本阿弥光悦書の重要文化財である「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」や、京都・建仁寺から寄託を受けている国宝「風神雷神図屏風」。
そして、ロダンの「考える人」のひとつも、京都国立博物館にあるんですよ。
京都で一度は訪れたい博物館ですが、特筆すべきはその建物です。
赤坂離宮などを手がけた宮廷建築家である片山東熊の作品で、17世紀のヨーロッパに見られるバロック様式風のデザインとなっています。
遠くからでもレンガ造りの壁が、写真映えのする壮観な建物です。
今は、平成知新館が開館しており、このモダン建築である明治古都館は普段は開放されていません。
けれど、外から鑑賞することは出来ますよ。
京都市東山区茶屋町527TEL:075-525-2473
公式サイト:「京都国立博物館」
アカデミックなモダン建築まだまだご紹介