貯⾦の⽬標設定と家計管理

貯金に回す給与の割合は、一般的に2割~3割が理想だと言われています。
2割 月4万円 / 3割 月6万円
※おふたりで月8万円~12万円程度の貯金が可能
ここに春と夏の賞与をそれぞれ給与2ヶ月分の計4ヶ月分だと仮定するとおふたりで賞与だけでも約160万円(年)程度。
月々の貯金額と合算すると年間256~304万円程度、貯金することができる計算です。もちろん目標額に対して余裕があるのであれば、月々の貯金は給与の1割~2割程度でも構いません。逆に給与が高くて生活そのものに余裕があるのであれば、給与の4割程度を貯蓄に回すとかなりしっかりとした金額を貯金することができます。
家計管理のポイントは家計簿
自分たちが月々貯金できる金額が分かったら、続いてトライしていただきたいのが日々の支出の見直し。まずは家計簿を付けて自分の支出を知り、見直すことで貯金に回せるお金も増えるはず。
よくありがちなことと言えば使ってないサブスク。これ意外と多いんですよ。ちなみに筆者は月1万円でジムを契約し、1年放置=12万円(年)の無駄使いという経験があります。このように契約したものの使っていないサブスクがあるのであれば、これを解約するだけでも節約に繋がりますよ。
効率的な貯⾦の⽅法

貯金の期間と目標額を決めたら結婚に向けて貯金を開始。効率良く貯金をするのであれば、カップルで結婚資金用の口座を開設し、先取貯金をすることをおすすめします。先取貯金とは、お給料が入ると、まずは決まった金額を貯金し、残りのお金で生活をする貯金方法のことを言います。
貯金用のお金を先に結婚資金用の口座に入金しておくことで、お金を使いすぎてしまうこともなく、目標額への道も近くなります。また、結婚資金用の口座にお金が貯まっていくことでおふたりのモチベーションにも繋がるはずです。
財形貯蓄制度を利用するという選択肢もあります◎
また会社勤めをしている人であれば、会社の福利厚生として【財形貯蓄制度】が用意されている場合もあります。お金を引き出す目的を問わない財形貯蓄制度(一般財形貯蓄)であれば、利用することで、毎月決められた額を給料や賞与から天引きして貯蓄することができます。
給料が自分の口座に振り込まれる前に、決めた額を先に貯蓄に回してくれる財形貯蓄制度であれば、「うっかりお金を使ってしまった」だなんてこととも無縁に。必要に応じて、こういった会社の福利厚生を活用するのもおすすめです。
貯金が難しい場合の対策